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ロケットマンを観ました🚀 (前編)

先日、公開中の映画「ロケットマン」を観に行きました。

当初は、ワイルドスピードを観ようとしていたんです。4DXで。
ワイルドスピードひとっつも観たことがないんですが、とにかくアクションが派手で車は壊れる爆発する、というイメージだったのでもはや映画というよりアトラクションのつもりでした。

しかし映画の上映時間を探してびっくり。
22:00以降しかやってない、、、。
ということで大学の先生から聞いて気になっていたロケットマンを観ることにしました。

結果、正解。
どうしようもなく、疑いなく、正解。

ワイルドスピードも素敵な映画なんだろうけど、間違いなくロケットマン観てよかった、と思いました。
ボヘミアンラプソディを観たときも思ったけど「ああ〜この曲知ってる!」ってなりました。

まず思ったのは、
「私ミュージカル映画がすきだ。あと音楽を取り扱ってる映画すきだ。」ということでした。
映画にハマり出したのは最近なのですが、その中でも「グレイテストショーマン」「シングストリート」はお気に入り映画の仲間入りを果たしています。

かの「ボヘミアンラプソディー」は、観る前の期待が大き過ぎました。
あと病気系で涙を誘ってくるのはあんまり好きじゃない。モノによっては泣くけど。感動系って聞いてたから、天邪鬼精神が発動して泣かないようにして結局泣いたけど。

ロケットマンは、冒頭のエルトンジョンの周囲から浮いてる衣装の奇抜さ、唐突に始まるミュージカル、空想と現実のギャップから
「なんだこれ、ファンタジーな悪夢みたい」
と思いました。

どこか気持ち悪く引っかかる部分があるというか、テンションは高いんだけど、躁鬱のテンションの高さやなんとなく精神病のきらいを感じました。

でも映画が進むにつれてその感覚が肌に馴染んでいきました。精神の病んでるっぽさを感じつつ、でもそれは不自然に感じない。
日常の自然さよりも、映画の中の不自然さに埋まっていきました。映画館っていう大スクリーン大音量、暗いっていう環境もあったかもしれない。

あと、映画を観ながら色んなものと通じるところを感じたんだよね。

同性愛、アーティスト、人間関係という点からはボヘミアンラプソディーみを
酒、セックス、薬物、自暴自棄さからは太宰治みを
ミュージカル調なところやカメラワーク、大人数で踊るところはグレイテストショーマンみを

あれを思い出すなぁ、似てるなぁと思いながら映画を観るのも一興でした。

少し長くなりそうなので、前半後半に分けます。
後半は作中に登場する色々な「愛情」について。

#映画 #洋画 #ロケットマン #自己愛