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ウィルスの話をしよう

お正月だから、どこかに行きたい!子ども達から度々言われるこのセリフ

子ども達も何となく分かっているけど、危ないからダメというのは簡単 

ウィルスの話をしよう(進撃の巨人風に語り出す)

まず、ウィルスの目的は何だと思う?

子「人に感染すること」

ウィルスは私たちと同じように生きているの。暗い暗い洞窟の中でウィルスは生まれた(事実はわからない)動物に感染して、その動物を食べた人から、さらにその周りの10人に広がった。田舎町の一部で流行っていることなんて、世界中の誰も気にもしていなかった。その隙にウィルスは一気に広まったの。なぜかな?

子「ウィルスが強かったから?」

ウィルスは早く広まる必要があった。10人だけなら抑え込まれていたかもしれない。だから密かに素早く人から抑え込まれないように世界中へ。

人と一緒にウィルスは世界中に移動したの。車やバス、飛行機、船、ありとあらゆる方法でね。

今、人間はウィルスを抑え込めていない。ウィルスの作戦通りだね。ワクチンが出来ているけど、どう思う?

子「ワクチンが出来たら安全」

ところがそうも言えなくなってきた。インフルエンザもA型B型あるように、コロナウィルスも一つではなくなってきたの。進化して強くなってきた。

早く広がり、人が打ち克つ力をつけてきたら、それを上回る進化をする。そうすることで征服しようとしているのかもしれない。もう暗いところで密かに生きるのではなくね。

今、遊びに行きたいのは分かる。ママも同じよ。でも遊びに行った先に誰か一人でも感染していないと言えるかな?

子「言えない」

今はウィルスがこれ以上強くなる前に抑え込まなければならない。人類対ウィルスの闘いなのよ。ママもあなたもワクチンも作れない、人を治すこともできない、ウィルスを見つける術もない。だからお家にいることがウィルスと闘っていることになる。

子「よく分かったよ。話を聞いて行こうと思わなくなった」

人生はリスクがあっても挑戦を選択することがある。危ないからダメという一言では子どもは納得しないかもしれない。

家にいるからこそ、子どもとたくさん対話しよう。

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