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旅忘録.5~伊勢①~

ぽめじゅんちゃん(https://note.com/pomejun853)との旅も後半に入ってきました。

この日は二見興玉神社からスタートです。

古来より二見浦で汐水を浴び、身を清め穢れを祓って、伊勢神宮に参拝するのが正式な参拝の順序ということで、私たちも伊勢参拝の前にご挨拶をさせて頂きました。

二見興玉神社 本殿

境内に入ると沢山の奉献された蛙さんたちが!
あっちにもこっちにも蛙、蛙、蛙です。

蛙さんのお出迎え

二見興玉神社の祭神である猿田彦大神の神使が蛙である、とされているのだとか。
また、カエルに掛けて「無事かえる」「貸した物がかえる」「若かえる」などの縁起によりご利益もいただけるそうですよ。

ご挨拶がすんだら、この後は伊勢神宮 内宮に向かいます。
そう。内宮なんです。

本来であれば、外宮を参拝してから内宮に参拝するのが正式な順序であることは重々承知しています。

なのですが、熊野を立つ前にペンデュラムに参拝順序を尋ねたところ、『内宮を参拝した後に外宮』の順番であると。

私もぽめじゅんちゃんも正式な参拝順序は知っていたので、当然びっくり!

「ちょっと待って!」と何回か尋ねなおしたのですが、やっぱりその順番だということなので、今回は内宮→外宮の順番に参拝することになりました。


実は、伊勢神宮参拝は2度目で、前回は10年前でした。
10年前も今と同じような状況にある時で、何やら不思議な流れを感じます(笑)

伊勢神宮 内宮への入り口である宇治橋の鳥居を目の前にすると、「ああ、また来れた」という感謝と喜びが自然と湧き上がってきました。

その喜びを感じながら正宮 皇大神宮を目指すのですが、不思議なことに敷地内に入ってから二人の会話が少なく、いつもよりも足の運びが速いんです。

なんだか急かされている感覚がする。。。
ぽめじゅんちゃんに確認をすると同じように感じているようなので、とにかくご挨拶をしに行くことにしました。

正宮 皇大神宮

理由もわからないまま正宮 皇大神宮に着くと、丁度人の流れが少なくなったところで、ゆっくりとご挨拶をさせて頂くことが出来ました。

ご挨拶をさせて頂いた後も離れがたく、他の方の邪魔にならない場所でしばらくその場を感じさせていただきました。

「そろそろ移動しようか」と階段を下りていると、がやがやと数十人の団体客が。。。

あ!
もしかしたらゆっくりと参拝出来るように、ゆっくりと感じる時間を持てるようにと急かしてくださっていたのかもしれないですね。

おかげ様でゆっくりとご挨拶が出来ました。
ありがとうございます。

参集殿まで戻って色々と購入していると、何やら隣にある舞台の前に人が集まっています。
何かあるのかしら??

調べてみると、20分後に伊勢大神楽奉納が始まるのだとか。

え!!生神楽!!
見たい!!

最近、神楽や舞楽に興味が湧いている私にはなんとも嬉しいサプライズ!

この日は周りたいところも多くてタイトなスケジュールだったんですが、ぽめじゅんちゃんが快く了承してくれて生神楽が見れることになりました。

人生初の生神楽は、演目は剣の舞と四方の舞。
獅子舞と猿田彦が舞うのを見せて頂きました。

四方の舞(画像は伊勢大神楽講社さんよりお借りしました)

はあ。いつか伊勢神宮の神楽祭の公開舞楽も見に行きたい。
また一つ楽しみが増えました♪

おかげ横丁で小腹を満たした後は、外宮に向かいます。

外宮でもゆっくりとご挨拶することが叶い、参拝後にその場を感じさせていただいていると、特別参拝が始まりました。

特別参拝に遭遇出来たことに感謝を伝えながら、その流れを最初から最後までしっかりと見させていただきました。

伊勢神宮 内宮・外宮の参拝を終えて次に向かったのは、別宮 伊雑宮(いざわのみや)です。
ここでもゆっくりとご挨拶をさせていただけました。

さて、この日、最後にご挨拶に伺ったのはこの旅で一番訪れたかった神明神社です。

神明神社は大好きなhikariさんのnoteで知り、こちらで頂けるお守りにどうしようもなく惹かれてしまい、「いつか行きたい!」と願っていた場所でした。

神明神社
神明神社 鳥居

願いが叶い、伺ったその場所は、軽やかで弾むようなエネルギーを感じる空間でした。

恋焦がれていたお守りも無事にいただき、「ホテルに戻る前に甘いものを食べて休憩をしよう!」ということで、近くの旅館のカフェで美味しいスコーンを頂いて一息することに。

スコーンのお店のお姉さんから、私たちが訪れたのが全国旅行支援が終了したことで旅行者の数が減ったタイミングでの参拝だったということを教えてもらいました。
参拝者が多い時は、神明神社の敷地の外まで行列が出来ることもあったのだとか。

よいタイミングでご挨拶に来れたことに、改めて感謝です。

他にも地元に残る慣習や伝記のことも教えて頂き、素敵な出会いになりました。

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