アートボード_2-100

Xデザイン学校 2019年度ビギナーコース #02 ビジネスインタビュー

9月から始まったXデザイン学校ビギナーコースの2回目に行ってきましたので、その振り返りです。

今日の流れ:企業紹介 → 公開インタビュー → BMC作成

Xデザイン学校ではいつも特定の企業さんから課題を頂いて、チームごとに課題の整理やそこから課題解決のアイデアを考え、プロトタイプ等の形にしてプレゼンまで行っていくということで、今日からワークが始まりました。

今回の協力企業さんは、東京と地方に拠点を持つデザイン制作会社。商品カタログのデザイン・制作を主軸にしつつプロモーション企画・制作、ウェブ制作などをしているとのことです。(企業のことについてどこまで詳細に書いて良いのかわからないので一旦ボカして書きます)

専務と社員さん数名にお越しいただいて
・専務から企業紹介
・浅野先生による公開インタビュー
・チームごとにBMC(ビジネスモデルキャンパス)作成のワーク
という流れで進んでいきました。

余談ですが、自分が受託系の仕事が多いフリーランスデザイナーかつ、現在は新しい取り組みとして前職企業の新規事業開発チームにジョインしているので、今回の協力企業さんでサービスデザインを構想するというのは業種/サービス内容的に自分の興味関心に近くて、大変やりがいがありそうです。

BMC(ビジネスモデルキャンバス)について

BMCとはフレームワークの1つで、9つの項目を埋めることで企業のビジネスモデルを把握しアセット(価値)を見出す表です。今年の初めくらいにBMCは一度触れていたのですが、あまり深く活用できてなかった…。こうして少し時間をおいてまた触れられて良かったです。講義の中でも触れられていた下記のBMGという本は、新規事業開発のチームメンバーが持ってるので僕も改めてしっかり読みます。

BMC作成の難しさ

インタビューで聞いた内容をビジネスモデルキャンバスに埋めていくわけですが、表面的に埋めるだけだとアタリマエのことが並ぶので「で、これ埋めてどうなるんだっけ」という事態になりがちです汗。
「結局のところ何が強み(弱み)なのか」
「誰が誰に何の価値を提供しているのか」
「価値提供の流れの中のどの部分が重要なのか、あるいは弱点なのか」
といったことを深く追求していかないといけないなと痛感しました。

他のチームの発表で「特定商品が入り口になっているのでそこがコケると全てコケるのでは」という指摘がありましたが、言われてみるとその通りなのですがそこに着目できておらず(特定顧客のほうばかり気になっていた)、チーム分けして発表していくのは大変勉強になりました。

次回の課題は「3年後のBMCを描く」

今回が「現状のBMCを作成する」で、次回は「3年後のBMCを描く」というのが課題です。
「3年後のBMCを描く」とサラッと書きましたが、それは協力企業さんが長年ずっと考えていることですし、突然新しいビジネスモデルを作ろうと言っても相当難しいことは想像に難くありません。次回までに思いつくことをメモしておかないと…!

<おまけ:チームについて>
ワークを行うチームメンバーは、今回の冒頭に決まりました。会場に着くなり付箋に「職種」「得意なこと」「名前」を書いてチームA〜F(だったかな?)の枠に付箋を貼り自分でどのチームにするかを選ぶというものでした。
浅野先生が「こういうのは不思議と似たもん同士がチームになる」とおっしゃっていたのが印象的でした。
このチームでこれから進めていくのが楽しみです、よろしくお願いします。

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