エンジニア2人による雑談系Podcast「キマグレエフエム」のロゴデザイン
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エンジニア2人による雑談系Podcast「キマグレエフエム」のロゴデザイン

Hiromi Sugie / märk lab

こんにちは。ひっそりとPodcastロゴ職人を目指している杉江と申します。
2021年もよろしくお願いいたします。

「キマグレエフエム」というPodcastのロゴデザインをさせていただいたので、ご紹介します。

「キマグレエフエム」は、ソフトウェアエンジニアの @r_takaishi さんと @june29 さんが気まぐれに収録した雑談を配信するPodcastです。


きっかけ

2020年、2つのPodcastのロゴデザインをさせていただきました。

1つめ:fukabori.fm

2つめ:ゆるふわPodcast

ゆるふわPodcastのロゴを見てくださったキマグレエフエムのMCお2人がご連絡をくれて、今回またPodcastのロゴデザインをさせていただくことができました。1つのロゴデザインが次のお話のきっかけになるということが続いて、とても嬉しいです。

ロゴとコンセプトの紹介

今回も楽しく制作をさせていただきました。完成したロゴはこちらです。

アートボード 13

シンボルマークは2つのフキダシからできており、全体でキマグレエフエムの頭文字である「キ」を形作っています。2つのフキダシの声の主はもちろんr_takaishiさんとjune29さんです。フキダシ型のアイコンというのはチャット系アプリなどで定番ですが、先端が上下から出ているのがポイントです。

初期提案

今回はメイン案として下記の3つをご提案しました。

アートボード 13

案1:「フキダシ&キ」案
2つのフキダシを使って頭文字の「キ」を表した、アイコニックなロゴ。言わずもがな、こちらが完成版の原型となったものです。

アートボード 15

案2:「花と星」案
r_takaishi = 花、 june29 = 星。お2人がプロフィール画像などによく使うとお聞きしたモチーフをマイクの中にあしらった、2人ならではのロゴ。

アートボード 17

案3:「重なる文字」案
2人の気ままな会話が次々と重なって「キマグレエフエム」の文字が形作られている。文字自体のインパクトも相まって見た人の印象に残るロゴ。

これらの中で、案1と案2のどちらかかなということでディスカッションが進んでいきました。

「マイクorフキダシ」から見えてきたコンセプト

案2について、ポッドキャストのアイコンとしてマイクのモチーフを使うのは定番で、そこにr_takaishiさんとjune29さんがそれぞれご自身のプロフィール画像などで使うことが多いという「花と星」を組み合わせることで、キマグレエフエムならではのマークになると思い作成していました。
わかりやすさで言えばこの案になるのかもという予感もあったのですが、自分の直感としては同じくらい案1に可能性を感じていました。

ご提案の際に、マイクはわかりやすいよねというお話もありつつ、会話を重ねる中で「我々のPodcastの本質はマイクではなく、2人の“会話”なのではないか」というご意見をいただきました。

たしかに、マイクモチーフというのはPodcastのロゴとしては定番で非常に明快です。
(「podcast logo」でgoogle画像検索したスクリーンショット↓)

スクリーンショット 2021-01-02 5.04.02

しかし2人の気まぐれな雑談を配信するPodcastとしては、マイクという「物質」をモチーフにするよりも、会話という「行為」そのものにフォーカスのあたるフキダシの方がキマグレエフエムらしさがあるのではないか。
自分だけで案を考えていたときには何と無しにマイク案とフキダシ案それぞれのコンセプトを探っていましたが、会話をする中で直感と理論が繋がったような気がして非常に納得感がありました。

いくつかの方向性を仮説とともに提示して、提案の場でディスカッションによって方向性を定め、深めていく。前回のゆるふわポッドキャストでは打ち合わせの場でライブでデザイン調整をしましたが、今回も、別の意味で一緒に作っていく感覚を得られることができました。

ブラッシュアップ

上記のやりとりを経て案1の方向性で決まったので、マークおよび文字部分の微調整、サイズのバランス調整をしていきました。今回は黄金比を取り入れています。

スクリーンショット 2021-01-02 4.12.23

ロゴに黄金比を取り入れるという手法が有効かどうかはケースバイケースであり、最終的には自分の目で違和感がないかどうかを検証するのですが、1つの指針としてはとても良いなと思います。

アートボード 22

初回提案時とブラッシュアップ後を重ねてみました。こうして比べてみると、かなり変わっています。

完成

画像8

画像9

画像10

ご提案の際にTwitterやPodcastアプリでどう見えるのかは画像合成で検証をするのですが、こうして実際に反映されているのを見るととても嬉しく思います。(上記画像は、実際の画面をスクリーンショットしてからまたiPhoneモックアップ画像に合成しているので、データとしては見分けがつかないわけですが…笑)

以上、キマグレエフエムのロゴデザインのお話でした。
ここまで読んでいただきありがとうございました!

おまけ1:Podcastロゴを3つ作ってみて

今回のキマグレエフエムで、エンジニア界隈Podcastでロゴを3つ作成させていただきました。3回とも共通していたと感じるのは、エンジニア(ソフトウェアエンジニア)さんの思考の明晰さとコミュニケーションの明快さです。「どっちも良くて迷う」というとってもありがたいお言葉をいただけたこともありましたが、基本的には「これがコンセプトとして合っている」「そのロジックならこれですね」「この考え方を取り入れるとどうなりますか?」という具合に、非常に明確なフィードバックをいただくことができました。そのおかげで、自分はコンセプトの設計部分と造形のブラッシュアップに迷わず注力することができ、記事内で何度か触れたように「一緒に作った」感覚を持つことができたように思います。
fukabori.fmで声をかけてくれた iwashiさん 、それを見て声をかけてくれた ゆるふわPodcastさん 、さらにそれを見て声をかけてくれた キマグレエフエムさん 。皆さんに感謝です🙇

おまけ2:募集コーナー

📝 募集
引き続き、ロゴデザインをご依頼いただける方を募集しております。Podcastって良いなーとひしひし感じていますのでPodcastロゴも喜んで作りますし、それ以外でもロゴのご相談などございましたらお気軽にご連絡ください。
ご連絡は、僕のtwitterのDM等へお願いします。


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ありがとうございます🤩
Hiromi Sugie / märk lab
デザイン会社märk lab inc.代表。ウェブ制作とロゴデザインが好きです。文字/タイポグラフィが好きです。犬も猫も好きです。漫画も好きです。Podcast(お休み中): https://meands.fm | Blog: https://sugie.co