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深夜に熱狂。またしても奴らが?!(2020/11/24)

深夜にNFL第11週、レイダースVSチーフスというAFC西部地区のライバル対決を観てましたが、すごい戦いでした!!

とにかくレイダースの出来が素晴らしかったですね。

ディフェンスでは常に強烈なパスラッシュを見せてくれました。
チーフスはオフェンス・ラインのパス・プロテクションが甘く、QBマホームズが常に相手から逃げながらプレーしなきゃいけない始末。
たぶん今日はマホームズらしい「鮮やかなロングパスからのタッチダウン」なんて1本も無かったと思います。

さらにレイダースはオフェンスでも、チーフスとは逆にラインのパス・プロテクションが安定していてQBのカーがいつも余裕でパスを投げられる状況。
そのため紙一重のパスでもどんどん通り、試合は常にレイダースがリードする流れ。

絶好調のレイダースに対するチーフス。
マホームズを始め、RBヒレアー、WRヒル、TEケルシーあたりが個人技を生かして何とか食らいつきますが、スーパープレーも散発でしかなく、なかなか逆転はできません。

やがてハーフタイム。

今シーズン、カンザスシティ・チーフスはここまで8勝1敗。
そのチーフスに唯一の黒星をつけたのが前回対決の時のラスベガス・レイダース。
それを思うと観ている間中、妙な胸騒ぎがしていました。

試合後半。
第3クオーター。

ようやくチーフスがマホームズを中心に王者の片りんを見せます。
ランやショートパスを有効に使って時間を消費しつつ、最後はヒレアーのタッチダウン・ランが決まり21-17。ついに逆転。

ところがレイダースもしぶとい!
第4クオーターに入ってすぐにカーがタッチダウン・パスを決め再逆転、24-21。

同地区のライバルに連敗は許されない王者チーフス。
レイダースの強烈なパスラッシュを何とかかいくぐって攻め返します。

そして残り6分を切ったところでチーフスに加入して4試合目のRBリビオン・ベルのタッチダウン・ランが決まり、またしてもチーフスが逆転。
28-24。

「結局はフラフラしながらも最後は攻撃力で押し切る、いつものチーフスの戦い方か?」
これで試合は決まったかに思われました。

しかし追い詰められても王者の圧力に屈しないところが、いかにも常識外れの悪党軍団レイダース。
残り時間が少ない中、カーを中心に攻めに攻めます。

そして試合残り2分を切ったところで再々逆転のタッチダウン・パスをTEジェイソン・ウィッテンがエンドゾーンぎりぎりでキャッチ。
これで31-28。

こうなればレイダースが絶対有利。
ところがところが、役者はやはりチーフスが一枚上手か?

残り時間1分と少しという、かなり際どい状況からチーフスが怒涛の逆襲を開始。

試合終了まで残り28秒。
カンザスシティ・チーフスが誇る鉄壁のホットライン、マホームズ&ケルシーが大仕事をやってのけ、チーフスが再々再逆転、35-31。

その後、捨て身で最後の反撃に出たレイダースでしたが、一撃TDを狙ったカーのパスがインターセプトされ万事休す。

同地区のライバル対決は、試合終盤でジェットコースターのように「逆転、また逆転」が連続する非常にエキサイティングな展開となりましたが、結局は王者チーフスが勝利。

いやいや第10週はイマイチの対戦カードばかりでどうにも燃えなかったのですが、第11週は面白いカードが目白押し。
その筆頭がこのレイダースVSチーフス。

深夜にPC画面にくぎ付けでした。
いい試合を観ました!!

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