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第6週レビュー。白熱のウイーク!(2020/10/20)

勝手に発信するNFL通信。
第6週のNFLは僅差の力が入るゲームが多くて、なかなか白熱したウイークとなりました!

レイブンズ 30-28 イーグルス
ワシントン 19-20 ジャイアンツ
ベンガルズ 27-31 コルツ

その中でも特にドラマチックだったのはオーバータイムにもつれ込んだテキサンズVSタイタンズでしたね。

デショーン・ワトソンがビシビシと鮮やかなロングパスを通して意気上がるテキサンズに対し、QBライアン・タネヒルやRBデリック・ヘンリーが「負けねーぞ!」とばかりのビッグプレーを決め返すタイタンズ。

終盤、テキサンズが連続でTDを決めて逆転し、勝負あったかと見えた第4クォーター残り4秒。

どちらかといえばテキサンズを応援していた私も、ここで決めたタネヒルの起死回生の同点タッチダウンパスには脱帽しました。

オーバータイムでは、追いついた勢いそのままにタイタンズが決勝TDを決め再逆転勝利しましたが、テキサンズからすると、これで勝てなかったのは痛い!!
今シーズン、いいプレーはするものの勝ちから見放された感のあるテキサンズ。ここからの巻き返しには、相当メンタルの強さが必要だと思えますね。

あと、思った以上に一方的な展開になったのはブラウンズ 7-38 スティーラーズとパッカーズ 10-38 バッカニアーズ。

スティーラーズは相変わらずディフェンス陣が好調。ブラウンズのスターQBベイカー・メイフィールドに、ほとんど何もさせなかった印象でした。
またオフェンス陣もそれに後押しされ、かなり勢いが出てきましたね。特にこの試合も活躍したルーキーWRのクレイプールが輝いていました。もはや堂々たる主力WRの雰囲気です。

この試合ではどちらかというとラン中心のプレーコールでしたけど、QBロスリスバーガーも無難に攻撃を牽引。5連勝のスティーラーズ、これは本物かもしれません。
次の次、ラマー・ジャクソン率いるイケイケのレイブンズとのAFC北地区の覇権をかけた注目の対決が待ってます。T.J.ワットを象徴とする「いてまえ!」のスティーラーズ・ディフェンスが破壊力抜群のレイブンズ・オフェンスをぶっ潰すのか、あるいは逆に粉砕されるのか、考えただけでもワクワクしますね!

それとパッカーズVSバッカニアーズはNFLを代表するレジェンドQBの対決でしたが、まさかのバッカニアーズの一方的勝利!

試合開始早々はアーロン・ロジャースのパスが冴えパッカーズが10-0とリードしましたが、第2クォーターに入り急に覚醒したバッカニアーズ・ディフェンスがことごとくパッカーズ・オフェンスを止め始め、それにともないトム・ブレイディも本領を発揮。
ビシビシとしたパスではないものの、流れを上手く読んだいかにもベテランらしい急所を突くパスを連発して試合を支配。

シーズン当初はブレイディとその他の選手とのコンビネーションが心配されたバッカニアーズでしたが、HCブルース・アリアンズの手綱さばきもあるのでしょうが、だいぶフィットしてきた印象です。苦しい状況でしっかり仕事してくれるペイトリオッツ時代のチームメイト、引退から復帰したTEグロンコウスキーの好調ぶりも大きいですね。

セインツやパンサーズがイマイチ波に乗れずファンコンズはボロボロというNFC南地区。
バッカニアーズがこの地区の本命に躍り出る日も近いかも?

そして最後にマンデーナイトに行われたビルズVSチーフスのゲーム。
いや〜力の入るゲームで面白かったですね〜!!

ビルズのライン(オフェンス、ディフェンス両方)の強さとQBジョシュ・アレンの闘志に対し、王者の誇りを感じるチーフスのオフェンスの底力とディフェンスチームの頑張り。

チーフスは、スーパーボウル・チャンピオンとして挑む今シーズン、対戦相手も強豪揃いの上、かなり戦い方の研究もされていて、圧勝する試合は多くないものの、自慢の攻撃力をベースに苦しみながらも最後は勝利を掴むというドラマチックな試合を続けています。(予測不可能な難敵レイダース戦を除けば…)

次週は新加入のRBリビオン・ベルも出場できる様子で、後半戦に向け絶好調のルーキーRBヒレアーの負担も軽減されるでしょう。
パトリック・マホームズを筆頭にスター揃いでプロらしい華やかなオーラを纏うカンザスシティ・チーフス。
今後ますますエキサイティングなゲームを見せてくれそうで楽しみですね!!

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