好きな写真って案外変わらないものだなって思いました
noteのおすすめに出てきて面白そうだなと思ったので書いてみました。
今日話したいことは「僕が好きな写真」について。カメラを購入してからいろんな写真を撮ってきましたが、その中でも僕が好きだなって思う写真について、作例とともに紹介しようと思います。
僕が好きな写真たち
社会人になって写真が好きになり、iPhoneで写真を撮り始めてから今まで約6年が経ちました。時系列を追って好きな写真を紹介していこうと思います。
2018年
iPhoneでの撮影がメインです。当時は感覚でいい感じと思った構成を写真にしていました。あとはインスタに写真をあげることが多かったので、ちょっと色味が淡い写真が入っているのも特徴かもしれません。
2019年
この年もiPhoneを使って写真を撮ることが多かったです。2018年に撮った写真と比べてもそこまで大きな変化はなさそうです。
2020年
この頃は、今の妻と同棲を始めたり、コロナウイルスが流行してリモートワークが始まったりと、公私ともに変化が大きい一年でした。
写真の傾向については2019年までとそこまで大きく変わっていないのですが、外に出る機会が一気に減ったからか、食べ物の写真が多かったです。あとなんでかはわかりませんがクルージングの写真を撮る機会が増えました。
2021年
引き続きコロナ禍でした。この頃に撮った写真を振り返ってみると、ボケのある写真を撮ることが増えていました。もっと自然なボケが欲しい。そんな気持ちが僕を一眼レフの世界に飛び込むきっかけになったのかもしれません。
2022年
初めて自分のお金でカメラを購入しました。世間ではミラーレスが最新のカメラでしたが、比較的値段が落ち着いていたEOS5D MarkⅣを初めてのカメラに迎え入れました。初めての一眼レフでファインダーを覗いてシャッターを切る体験は楽しすぎて、夢中になってバシバシシャッターを切っていました。当時は露出がよく分からず、白飛びの写真を大量生産していましたが、それでもiPhoneで撮るよりも綺麗に写っている気がしてテンションが上がりっぱなしでした。
2023年
しばらくEOS5D MarkⅣを使っていましたが、大きくて重いのでちょっとした外出だとカメラを持つのが億劫になっていました。もっと小さくて軽いカメラないかなって思っていた時に出会ったのがライカでした。EOS5D MarkⅣの半分以下の重さと大きさなのに出てくる写真は僕の好み。気づいたらライカM9-Pを購入していました。
今思えば、僕に写真について色々教えてくれたのはM9-Pでした。自分で露出を設定するのが当たり前で、フォーカスまで自分で決めることを求められました。最初は面倒だなぁと思っていたのですが、慣れていくうちに「この光の当たり具合だと適正はこれくらいか」とか「ちょっと写真に動きつけるか」みたいなことを考えられるようになり、僕の写真の幅が広がりました。ライカと出会わなかったらと思うとゾッとします(出費もとんでもなく大きかったですが、、、)
ちなみに富士フイルムのX-T5も購入しています。ライカよりもリーズナブルに写真を楽しみたい背景から、こちらを購入することになりました。
X-T5を語ると文章がどんどん長くなってしまうので、別の機会で話そうと思います。
2024年
ここ最近は毎年カメラを買っているのですが、今年もカメラを購入してしまいました。購入したのはRICOH GRⅢ。M9-PやX-T5と比較的コンパクトなカメラを使っていたのですが、もっと軽量コンパクトなカメラが欲しいと思うようになりました。そんな時に出会ったのがGRⅢ。iPhoneよりも小さくて軽い筐体のなかにAPS-Cセンサーを積んだロマンあふれるカメラにゾッコンでした。気がつけば僕の手元にありました笑。
GRⅢを迎え入れて、僕の写真も大きく変わりました。それはモノクロで写真を撮るということ。偉大な写真家である森山大道さんの写真集を見た時にモノクロってこんなにかっこいいんだって気持ちが芽生え、モノクロで写真を撮ってみたいと思うようになっていました。GRは森山大道さんも使っていましたし、モノクロのイメージコントロールが複数あることから、モノクロ写真に手を出すのは時間の問題でした。今の僕の写真はモノクロメインの構成になっています。
振り返って思うこと
自分で表現したいことを考えて写真を撮るようになった
何も知らなかった時はとりあえずな気持ちで写真を撮ることが多かったのですが、一眼レフを購入してから露出というものを知り、ライカを購入してから自分で適切な露出を判断する力が鍛えられたと思っています。その結果、自分が今見えている世界で何を表現したいのかを考えられるようになってきました。
写真の好みは大きく変わっていない
これは意外でした。一眼レフを手にしてからいろんな写真を撮ってきましたが、自分が好んで撮影するシチュエーションや写真の構図は大きくは変わっていませんでした。iPhoneで撮影している時から放射線構図の写真を好んで撮っていますが、今もこれは変わらずです。人を撮るよりも街の空気感を撮る方が好きなことも変わっていません。技術や使っている機材は確実に進歩しているけど、人の根っこって変わらないもんなんだなってことは今回写真を振り返って感じました。
おわりに
大量にある過去の写真を振り返っているうちに、今まで投稿してきた中でおそらく最長のエントリになってしまいました。途中「これ最後まで書けるかな・・・?」と思っていたのですが、無事に投稿できてよかったです。
これからも僕のエントリや写真に興味がありましたらみていただけると嬉しいです!
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