「◯◯感」を表現する。 〜炭酸編〜
7upのサイトがS5-styleに取り上げられているのを見てふと思いついた記事です。気分だけはデザイントーク+のデザインハンティングです。あ、ただの趣味記事なので、あしからず...。
デザインを作っていく上で「◯◯感」「◯◯っぽさ」って求められますよね。私事でいうと、最近は自然・リラックス感をサイトで体感できるようなデザインを考える、みたいなことしてたんですがそれが結構楽しい。
ということで練習(ほぼ趣味)がてら、「◯◯感」を演出するのによく使われている手法を、さまざまサイトを見比べて探してみることにしました。
今回は、7upのサイトが良かったので、「炭酸感」をテーマにします。
「炭酸感」の参考サイト
確認したのは、Coca-Cola、ペプシ、CCレモン、三ツ矢サイダー、WILKINSON、ファンタ、キリンレモン、Mets、MATCH、デカビタC、REAL GOLD、ビタミンレモン、7upあたりです。
この中から「炭酸感」を表現しているサイトをピックアップして共通項をまとめました。
1、バブルで「シュワシュワ感」を表現する
炭酸といえば、やっぱり「シュワシュワ感」ですよね。シュワシュワの表現は、イラストの場合は、◯がしたら上へゆらゆらと上がっていく動きの表現が共通していました。
7UPでは、白と緑のマルがふわふわと揺れながら上に上がっていきます。背景の濃い緑とのコントラストが綺麗ですね。
FANTAはローディングの時もしゅわしゅわ感が表現されています。7UPとは異なり、コンテンツの上に被らず背景としてしゅわしゅわ感が表現されています。
スコールといえば白いしゅわしゅわ。みてるだけで飲みたくなりますね。
PEPSIの場合は、しゅわしゅわ感が画像で表現されています。ガツンとシズル感も出て、圧倒的な説得力があります。
2、水しぶき、缶やボトルについた水滴で「清涼感」を表現する
炭酸といえば、「清涼感」の訴求も定番ですよね。清涼感は、水滴で表現されているようにみえます。
いろんな背景色で表現できますね。個人的にはオロナミンCのプロダクトの完成度に改めて惚れ惚れしちゃったり...絵になる。
3、ポンと弾ける「爽快感」を表現する
2ともちょっと被るところはありますが、炭酸といえば「はじける爽快感」ですよね。
7up (GIF画像です。重たいです...)
栓が抜けて弾けるところとか、よくできてますよね!
強炭酸なの、ポンというよりはBANGですね。
これはコンセプト色が強いのですが、炭酸が比較的強めのドリンクなので納得感がありますね。
色々とサイトをみてて気づいたのが、意外と「炭酸感」の表現よりは、「ブランド力」を全面に押し出しているサイトが多いような印象でした。BtoCの製品ですし、そりゃそうか。
他に気になったのは、MATCHやキリンレモンは、青春(学生)がコンセプトになっている印象。MATCHが現在で、キリンレモンは過去(思い出)って感じですね。
次の「◯◯感」は何にしようかな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?