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思い立って半日渋谷散歩(前編です)

ある晴れた平日。
めずらしく半日家族と休みが合ったので、半日渋谷散歩に出かけた。

14時頃の電車に乗って、まず渋谷パルコへ向かった。目的は「大嘘博物館~カプセルトイ2億年の歴史」である。

受付で入場料600円を払うと、ガチャガチャ用のコインを10枚渡された。中にはガチャガチャの機械があって、実際にカプセルが出てくる。コインもかわいい。
「ザ・氣」という、一番気になっていたガチャガチャだけ、2度回した。
すると、2回とも同じ紙が出てきた。あれれ~。一緒に行った家族に聞くと、ザ・氣だけはわたしと同じ紙(氣?)だって。他のガチャガチャは中身がいろいろだったのにな〜。

平日だから?ガラガラでラッキー

そして宮益坂途中にある3rdBurgerで、遅い昼ごはん。
こちらは、以前ファーストキッチンで、その後ウエンディーズに変わったけど、コロナ禍真っ只に閉店してしまった。その時はがっかりしたな~。

3rdBurgerは大鳥神社の参道の隣にある。
2020年の冬、コロナ禍で人影まばらな大鳥神社の酉の市にふらり行った。
きっと数万円もする、巨大な熊手を買い求める経営者を横目に見つつ「大きな熊手を、いつか我が社に飾りたい」と心の中で誓いながら、小さな紙のお守りを買った。*我が社=まだ架空
子供の頃、初詣などで神社に出掛けると、縁起物がたくさんついた熊手に目を奪われ、「これ欲しい〜」と本気で憧れていた。その頃は、お菓子がたくさん詰め込まれたクリスマスブーツも同じく憧れの品だった。ブーツはもちろん、商売しているわけでもなく、普通のサラリーマン家庭だったから、熊手も買ってもらえなかったけど。

3rdBurgerは2階もあって客席も多くて、ゆっくりできる穴場的な場所。ウエンディーズの頃からと同様、すぐに虫の息になってしまうスマートホンの充電もできるので重宝する。

宮益坂を上って、次なる目的地、モンロワール青山店を目指した。
モンロワールとの出会いは、以前勤めていた会社の、上司だけど同僚みたいな人(同級生)からだった。兵庫県出身で、帰省みやげにモンロワールの看板商品のチョコレート「リーフメモリー」を買ってきてくれた。大袈裟に聞こえるかも知れないが、それが実においしくて、心に残る味だった。
知らなかっただけで、実は東京にも、いくつも店舗があった。
それ以来、大切な方への贈り物やお返し、帰省する時の手土産にと、幾度となくモンロワールのチョコレートを買い求めた。
前の会社を退職する時。モンロワールのチョコレートを配ってご挨拶した。もちろん最初にモンロワールを教えてくれた上司にも。

そんなモンロワールは、わたしにとって、チョコレートショップの西の横綱。
ちなみに東の横綱は、昭和を代表するホワイトチョコの名門、北海道・帯広の「六花亭」である。

ところが、ここで思わぬ悲劇が待ちうけていた。(後編につづく)
▼後編はこちらです
https://note.com/hiromimi_a/n/n79c3432c0e85

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