「なんでも書くノート」を始めてみよう
私は数年前から「なんでも書くノート」を書いている。
世間ではバレットジャーナルやマイノート、なんでもノートと呼ばれていたりもする。
バレットジャーナルは、厳密にいうと少しだけルールがある。けれども、なんでも書くノートにはルールなどない。
よって、自分の好きなことを好きなだけ、なんでも書いていい。
飾らない、自分だけの一冊ができあがっていく。ちょっとワクワクしないだろうか?
このページでは、私が毎日書いているこの「なんでも書くノート」についてお話ししようと思う。
「ノートを書きたいけれど何を書いていいのかわからない」
「ノートは綺麗に書かなきゃいけないと思うとめんどくさい」
「ノートにデコったり可愛く装飾するのは向いていないと思う」
そんな人に読んでほしい。
なんでも書くノートにはなんでも書いていい
私は分厚いノートが好きで、よく持ち歩いていると、「一体何を書いているの?」と聞かれることが多々あるが、とにかくなんでも書いている。
昔からノートやメモ帳などの文房具が大好きだったのだが、いつも集めるだけでたいして中身は書かなかったりした。
その時は、綺麗にノートを書いている人を憧れて真似しては、めんどくさくなって飽きて辞める、というのを繰り返した。
けれど、段々と自分なりの書き方がわかってからは楽しくなる。それが「なんでも書くノート」の魅力だ。
なんでもノートは、何を書くのも自由だ。
ノートを何冊も分けている人はいるとは思うが、私はぜひ「一冊にまとめて!」と思う。
こんなふうに、一冊のノートにあれもこれも、まるでまとまりがないように見えたとしても、とにかくなんでも詰め込んでみてほしい。
書くだけじゃなくて、貼ってみてもいい。
レシートやメモなどを貼る
マンスリーシールを貼って予定管理をする
自分好みのバーチカルを書いて一週間をメイキング
英語勉強
とにかく頭の中の思考を書き殴る「ブレインダンプ」
その日の出来事・日記・感謝したこと3つなど
好きなこと・趣味のこと
ゲームの攻略メモ
今後のプラン・仕事のビジョン
・・・など、とにかく自分が考えついたことはなんでも書いてもいい。
なんでも「綺麗に」書かなくてもOK
なんでも書け、というと、「毎日続かない」とか、「綺麗に書かないと」という声も聞こえてきそうだが、そんなことはしなくていい!
私は、確かになんでも書き綴ってはいるが、毎日書いているわけじゃない。例えば、仕事が休みで完全にオフの日、全くノートを開かないこともある。
自分が書きたいときにかけばいいのだから、毎日書く必要は全くない。場合によっては数週間書かなくたって問題ないのだ。
そして、「綺麗に」書こうとしなくてもOK。
私のノートの中身は、誰でも読めるほど綺麗じゃない。むしろ、自分ですら読み返すとわからない字で書かれていたりもする。
よくSNSでノートの中身を公開したりや手帳デコを楽しんでいる人がいるが、ああいうのは例外であって、真似もしなくていいものだと思ってほしい。
まず、「綺麗に書こう」という概念を頭から取り除いてほしい。
そして、自分が何を考えているのか。それをガンガン、書き綴る。
綺麗なノートにしなくても、ノートは使える。
自分だけのなんでも書くノートを作ろう
私にとってなんでも書くノートは、なくてはならない存在だ。
書くことで、頭の中が整理される。
「何を書いてもいい」という自由が、自分の心をスッキリさせてくれる。
書き連ねるたびに埋まっていくページ数が、自信となって還元する。
自由すぎるのは、最初ちょっと怖いかもしれない。けれど使っていくうちになれるから、心配しないで。
ノートとの付き合いは、ちょっとした「人間関係」のようでもある。最初はどう接していいか分からないけれど、何回か話していくうちに、お互いのことがわかってきて、段々とそれが心地よくなってくる。
少しだけ私のノートの中身を公開してみる。
決して綺麗じゃないけれど、使いこなしている感が伝わってくるはずだ。
↘︎私のノートの中身を少しだけ公開
例えばこれは手書きのバーチカルページ。(ノート左側)
バーチカルというと、見開きで一週間というものが多そうだが、私のこれは完全にオリジナル。
上段が月曜日から金曜日の平日で、下段の左側に土日、そして右側にメモ欄を作っている。
こんな異例なバーチカル、市販の手帳には絶対にない。こういうオリジナルのページをささっと作れてしまうのもいいし、ライフスタイルによって、どんどんと書き方を変えていくこともできる。
バーチカルがいらない週は、書かなくたっていい。
続いてこれは、デイリーページ。
左上に日付と、左側にさっと時間を書き込めば、即席のデイリーページの完成だ。
バーチカルと同じく、デイリーページが不要な日は作らなくていいのが、手帳と違ってノートのいいところ。
デイリーページにはその日の予定をマーカーでマスキングし、さらにはその日のタスクや食べたもの、ちょっとした一言など、なんでも書き込む。
すると、立派な「私の1日の記録」が出来上がる。
ノートと共に成長しよう
ノートを書き続けていくと、ノート自体もふっくらしてくる。ペンのインクや、貼ったものの厚み、ページをめくったときによれた紙の厚みで。
そういうふうに、ノートがパンパンになってくると「成長している」というような感じで嬉しくなる。
中身だって、読み返すと面白いものだ。
基本的には私はノートを前から順に使っているので、自然と時系列になっている。
ノートを半分くらい使い終えた頃に、最初のあたりのページをパラパラっと読み返すと、新たな発見があったりするのだ。
そしてその発見を、喜んだり、そのことについてまたノートに書くことができる。
ノート一冊とペン一本だけで、とことん遊べてしまう。
私がノートのことで言いたいことは3つ。
なんでも書くノートに自由になんでも書こう!
綺麗に書かなくてもいい。無理にデコったりもしない
自分流にページをアレンジ。ライフスタイルが変わったら書き方も変える
あと肝心なことが一つあった。
それは、ノートは一冊にまとめるということ。
あちこち専用のノートを作ると、「どれに書こうか」というワンクッションが生まれてしまい、せっかくの新鮮なアイデアが薄れてしまう。
なんでも一冊にまとめれば、情報は一元化される。書くのも敷居が低くなるし、自分だけの厚みのある一冊ができるから、おすすめだ。
なんでも書くノートを書くと、新しい自分が発見できる。
発見するたび、ノートと共に成長していく。
一冊のノートとペン一本あればいい。
ぜひ、書いてみよう。
18年一緒にいた夫(発達障害/躁鬱/アルコール依存症持ち)と離婚することになりました。離婚して新しい一歩を踏み出すまでを投稿します。