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脈々と続いていく

聖典を呼ばれる本や、哲学的な本、アーユルヴェーダや、心のこと、瞑想のこと、筋肉本、そのほか心身を健やかでいるためのことが書かれているありとあらゆる方面の本を読んでいて思った。


何千年、何百年、最近、人って悩んだり、考えたりすることが大きく変わってないのかもしれないな。

自分のこと、人間関係、健康のこと、悩みは同じようなことなんじゃないだろうか。

「わたし」って何だろう?

生きるって何だろう?

宇宙のはじまりって何だろう?

わたしと宇宙って同じなのだろうか?

健康でいるにはどういうことがいいんだろう?


その時代、その時代で、いろんなことを試したり、「そっか!こういうことだ!」と気づいたことを、本に書いたり、口伝えで残してくれて、今をわたしたちが、

「そういう風に考えたらいいんだ!」と目が開いたり、心が軽くなったり、

心身をケアすることを知ったりできている。


同じ瞬間を生きていない昔の人たち、同じ時代に生きていても会ったことがない人たちも

「みんな同じこと考えたり、悩んだりしてたんやね!いいこと教えてくれてありがとうやで!」とグワシッと肩を組み合って、一升瓶でもドンとおいて、「まぁ飲もうや!」(飲まないけどイメージです)と言いたい気持ちになる。


そう思うと、ヨガを学んでいると必読ともされる本も、お勉強する教科書、書かれている用語を暗記しておくべき本というのではなく、

今を生きているわたしたちへの「気づいたこと、わかったことを残しておくね。あなたたちが気づいたこと、感じたこと、わかったことをそこからアップデートしてね」というメッセージなのではないかなと思う。

メッセージを受け取ったわたしたちは、それを伝え、そしてアップデートしていけばいけばいいんだなと思うと、こうやって言葉に残したり、SNSに発信したりすることも、わたし一人でやっているんじゃないなと心強い気持ちになる。



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