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給食エプロンにアイロンかける派?かけない派?

週末、息子が小学校から持ち帰った給食エプロンに
アイロンをかける時、
いつも必ず思い出すことがあります。

私が小学生の頃、
私の母は給食エプロンにアイロンをかけてくれませんでした。
干して乾いたままの給食エプロンのシワを一生懸命伸ばし、
何とか美しく見えるようにと
小学生ながら丁寧に丁寧に畳んでいたことを思い出すのです。

アイロンをかけて欲しいと思っていたかどうかは
よく覚えていません。
ただ、
月曜日に他の友達が学校に持ってくる給食エプロンは
とても美しくパリッとしていたし、
友達が洗濯してきた給食エプロンを自分が着る時にも
シワ一つないそれは私が畳んだエプロンとは全然違ったので、
ただただ、
アイロンのかかっていないエプロンを持っていくことが
とても恥ずかしいと思っていたことはよく覚えています。

私の家は共働きで、母は毎日働いていました。
それでも毎日、晩御飯にはたくさんのおかずが食卓に並び、
掃除や洗濯も手を抜かず
母はいつも忙しそうに動き回っていました。
そんな毎日の仕事に加え、
突発的に起こる問題にもすぐに対処してくれました。

例えば、
雨の日にグショグショに濡らしてしまった靴を乾かしてくれたり、どうしても見つからない無くし物を一緒に探してくれたり、寒い冬の霜焼けで真っ赤になった手にクリームを塗ってくれたり、突然の発熱や嘔吐などの後始末などなど・・。

こういう一つ一つがいかに大変か、ということは
自分が子育てをしてみて初めて気がついたことで、
私は母にたくさん手をかけてもらって育ててもらったんだな、
って感謝する一方で、
子どもも子どもなりに、親に遠慮したり、
言えずに我慢して頑張ってることがあるんだなぁ、
ってことを、アイロンをかけながら思い返すのです。

私は息子に我慢させてるかな、遠慮させているのかな、
なるべくなら、そうさせずにいたいけど、
そういうのも生きていく上では必要なんだろうなぁ、とかね。

子育てっていうのは、やっぱり自分が親に育てられてきたところがベースなんだなぁと思います。
そこから足したり引いたりして自分なりに試行錯誤。

なんて、
一通り思い巡らせたところでアイロンがけもおしまい。
長~くなっちゃったけど、今日は父の日だし、
両親への感謝ということでいいよね。
(ほとんど母のことだったけどw)
お父さん、お母さん、育ててくれてありがとう!

長々と最後まで読んでいただいたき、
ありがとうございました^^

ありがとうございます!創作の力と糧に!