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#5 ストリートスナップカメラマン【九州男】

【第5回目ゲスト】
九州男(くすお)
カメラを独学で学び、アメリカ村を中心に活躍するストリートスナップカメラマン。大阪の人や街の魅力を伝えるためチームを結成してストリートスナップの動画を配信し、40日でTikTok、Instagramともに1万人を突破。

現在、TikTokフォロワー数17万人越え、
Instagramフォロワー数19万人越え。

▪️SNS


【H…Hiromi / K…九州男】 
2024.02.17

▪️H.自己紹介をお願いします!
K.大阪のアメリカ村でストリートスナップをしています、九州男と言います。よろしくお願いします。

▪️H.よろしくお願いします!
さっそくなんですが、ストリートスナップは
いつ頃から始められたんですか?
K.動画投稿自体は昨年の3月ですね。
もうすぐで1年です。

▪️H.そうなんですね!
もともとカメラはされていたんですか?
K.半年くらい前に半年間だけ街中で撮影をしていました。そのタイミングで初めてカメラは始めました。

▪️H.そうだったんですね。TikTokでストリートスナップを始められたのはなぜですか?
K.九州男をプロデュースしてくれている先輩がぜったいやった方がいいよ!って言ってくれてそこからスタートしました。

▪️H.そうなんですね!どうやって今のフォロワー数まで伸びていったんですか?
K.最初、集中して3ヶ月やって、
伸びなかったら辞めようと思っていたんです。
まずは1ヶ月集中してやって、Instagramのフォロワーが先に1万人くらいまでいきました。
そこから2ヶ月目で5,6万人。3ヶ月目でInstagram、TikTokで各々10万人に超えてきたって感じでした。

▪️H.3ヶ月で!それは1つの投稿で大きくフォロワー数が伸びたのか、徐々に伸びていったんですか?
K.1つで伸びたというか、最初はABテストでいろんなことを試しながら、分析をチームでしているので、やっているうちに何を求められているかがわかってきて、集中してやったことで伸びましたね。もちろん代表作はDualipaさんの投稿みたいに海外のアーティストを撮らせてもらうターニングポイントもあったんですけど、アメリカ村で撮るようになってきてからですね。

▪️H.なるほど、九州男さんにとっての
「求められているもの」とは何だったんですか?
K.世の中でたくさんチャンネルがある中で、
僕はストリートスナップ始めるのは遅かったんですよ。最初海外で流行っていて、日本でもいろんな人が始められているところからスタートしました。流行っていて1年ちょっとくらいはすでに経っていました。
その中で、みんながやっていないチャンネルが求められているだろうなと思いました。じゃあ、撮ってない人ってどんな人?ってところからチーム内で提案がきて、それがアメリカ村のストリート系の人達でした。タトゥーが入っていて、いかつそうな方もいますが、親しみやすい人も多いです。オーラがある人も撮りたいのですし、ギャップを引き出しています。普段、話しかけないような人を僕が代表してお声かけてさせていただいて、その人の魅力を伝えていくってところをやらせてもらっています。そうすると親しみやすくなって、アメリカ村の皆さんも話しやすくなるんじゃないかなと思います。

@kusuo_streetsnap

HOT ROD好きのイケてるお兄さんを撮影させて頂きました! カッコ良すぎる✨ ご協力ありがとうございました^ ^ #ストリートスナップ #streetsnap #hotrod #パンヘッド #panhead

♬ オリジナル楽曲 - 九州男_くすお【アメ村STREET SNAP】 - 九州男_kusuo【STREET SNAP】

▪️H.たしかに。ショート動画を作る中で
意識していることはあるんですか?
K.ネットの中に沢山情報は出ていてて、
バズり続けている人、ミリオン再生を出し続けている人、ひとつ言えば「マツダ家の日常」さんの切り抜きがすごく勉強になりました。ちょうどその時は最初の2秒を攻略すると話されていました。TikTokやInstagramのリールって選んで見ているわけではないじゃないですか。寝そべりながらとか、なんとなく見ている人が”あっ”と思っているうちに2秒くらいすぎてしまう。その”あっ”って思う瞬間を最初の2秒くらいに入れて、掴むっていうのを、どうすれば掴めれるんだろうっていうのを試していました。最初はそこだけでした。それからコメントとかみんなが楽しんでもらえる内容は工夫していきました。

▪️H.そうだったんですね!そんな工夫が。
そのストリートスナップを通して伝えたい
メッセージとかあるんですか?
K.僕の中では「デビュー」っていうコンセプトがあって。街の中で出会ってその中から発掘されていくというか、直哉くんやダンサーのyanちゃんのように有名になっていく方もいたので。もともと有名だったけど、さらにステップアップしていく、そんなお役に立てることを意識していますね。その人の過去、現在、未来のお話を聞いています。

@kusuo_streetsnap

プロダンサーの方を撮影させて頂きました♪ (AIさんのバックダンサー)を専属でやられてるとの事で、ぜひtiktok、インスタチェックして見て下さい!めちゃダンス格好いいです✨ #バックダンサー #ダンサー #ストリートスナップ #streetsnap #プロダンサー

♬ オリジナル楽曲 - 九州男_くすお【アメ村STREET SNAP】 - 九州男_kusuo【STREET SNAP】

▪️H.なるほど。
声をかける時は怖くないんですか?
K.最初はみんな怖いんじゃないですか(笑)
ただ内面を見た時に、タトゥーとかって偏見をもたれるじゃないですか。でも海外だと普通にファッションの一部で怖くないでしょ。なので声かける時はどんな人か楽しみって感じです。ただ今でも緊張はします。

▪️H.そうなんですね。撮ってきた中でこの人オーラあったなと印象に残っている人いますか?
K.自分に自信を持っている人は不思議とオーラはあるので、そういう面でダンサーのyanちゃんはオーラめちゃありますね。裏表がなくて、人として好きですね。
H.ストリートスナップをキッカケに次に繋がっていくのいいですね。直哉さんもストリートスナップでバズった後、本を出されてましたよね?
K.KADOKAWA出版から出されてますね!嬉しいですね。


▪️H.人の人生が変わるキッカケにもなり、影響力ってすごいですね。九州男さんにとってストリートスナップを始める前と後で何が大きく変わりましたか?
K.スーパーに行って何も気にせず、ラフランスを買うようになりました(笑)なかなか買わなくないですか。値段を気にせずたくさん買っています。あとは、身の回りにいる人が変わりました。普段だったら関わらなかった有名な人、テレビで見ている人たちが、対等に人間関係を作れているのが嬉しいですね。

▪️H.なるほど!あと、クラウドファンディングも見させていただいたのですが、チャレンジをしている心境だったり、今後のフェスではどういうことをやっていきたいか伺ってもいいですか?
K.今、クラウドファンディングをやらさせてもらっている理由がカメラとかパソコンを買うことで、僕、パソコン持っていなかったんですよ。中古の10万くらいのカメラとiPhone11でずっとやっていたので。やっとこの間、iPhone13に変えました(笑)
話がずれましたが、九州男フェスはyanちゃんと今まで撮ってきた人と一緒に応援しあえるフェスをやりたいよなと話していてて、それを九州男のプロデューサーがたまたま見ていてて。やってみたらいいじゃん!とのことで、フェスって本当にできるのかなと思ってチャレンジさせてもらっています。そして、今クラウドファンディングをさせてもらって300万円ほど集まっているっていう状態です。ただ、みなさん、フェスってすごいお金かかるということを知りました(笑)足りません!あと、200万円追加して、500万円まで達成してみんなが楽しんでもらえる演出、めちゃくちゃ有名なゲストを呼ぼうと思っています。ブレイキングダウンつながりの方にもオファーかけさせていただくし。ぜひクラウドファンディング見てみてください!

▪️H.楽しみですね!今回フェスのテーマはあるんですか?
K.テーマはデビューなんです。すでにデビューをしていてめちゃくちゃ活躍されている方、今頑張っている方、これからデビューしたいなっていう方が同じステージに立てるっていうのがコンセプトで、ボーカルオーディションとかも入れてプロの方にも審査していただいて、その人が次のステージに一歩進むキッカケの場所になれたらいいなとは思っています。ただフェスってこんなに難しいんやと思っています。

▪️H.なるほど、どこらへんが難しいと思われるんですか?
K.数時間楽しんでもらい続けるって難しいなと。ずっとワクワクして楽しんでもらいたいじゃないですか。ちゃんとした九州男っぽい尖ったものがほしいですね!

▪️H.そうなんですね。内容としてオーディション含め企画してることってどんなことなんですか?
K.それは今考えてますね(笑)誰もが知っている有名なアーティストやこの人呼べたんだーっていうアーティストは呼ぼうと思っています。
これから世界的に有名になるんだろうなっていう、知ってる人は絶対知っているっていう人ですね。場所もだいたい決まったんですけど、まあ最初のフェスにしては大きいかなと。
▪️H.規模感って聞いてもいいですか?
K.パンパンに入ったら800人とかですね。想定した箱よりかは2倍大きいっていう。
ほんと楽しみですね。今回1回目なので温かい目で見ていただいたのちに、来年もやりたいですね。早めに場所を借りたいですし、土日は1年以上先も埋まってたりするので。次は早めに仕掛けて1000人の箱でやりたいですね。僕1人の力じゃ無理なので、皆さんのお力をぜひ!クラウドファンディングを見ていただけたら嬉しいです。おかげさまで、すでに売り切れている券もたくさんあるんですが、これやってほしいです!ってものがあれば追加で出せるので言っていただければと思います。

▪️H.いいですね!それに九州男さんの写真って海外受けしませんか?
K.海外に向けてはあんまり発信してはいなくて、Dualipaさんだけですね。
H.Dualipaさんの経緯も聞いてみていいですか?
K.Dualipaさんはワーナーミュージックさんから直接連絡がきたのですが名前は教えてもらえなくて。海外のスターが来るので時間を作っていただけませんかと。そして、その方が僕のファンだったみたいで。ただその日仕事が入ってて行けなかったんです。ただやっぱり行きます!ってことで調整して、名前を聞くと誰にも言えないんですけど、Dualipaさんですって感じでした。調べると総フォロワーが1億2000万人以上いるっていう。浅草で待ち合わせすると黒塗りのSUVが沢山来て、16人くらい降りてきて映画に出てくるようなSPに囲まれながらDualipaさんが降りてきました。一緒にお参りしましたよ。お賽銭投げて、お守り選んで。めちゃくちゃ何をしているんだろうなと思いました。でもDualipaさんめちゃくちゃいい人でした。

@kusuo_streetsnap

I never thought the day would come when I would be photographing world superstars. thank you! Dua Lipa 世界のスーパースターを撮影する日が来るとは思わなかったです。ありがとうございます!ドゥアリパ #Dualipa #dualipaofficial #streetsnap #streetphotography #dualipachallenge

♬ オリジナル楽曲 - 九州男_kusuo【STREET SNAP】 - 九州男_kusuo【STREET SNAP】

▪️H.素敵ですね。その経験が貴重すぎます!九州男さんの今後の目標とかはあるんですか?
K.まだ非公開なんですけどフェスでチャレンジすることがあって、それは今後発表します。それも新しいことで、プロデューサーの方にもいつも言われていることで。毎年、何か面白いことができたらいいなと。新しく一年生を始めていけたらと思います。
H.みんなで成長していけるのいいですね。
K.撮影させてもらった人たちと一緒に作っていくのが1番面白いです。一緒に面白いところまでいけるっていうのが凄くいいですね。
H.たしかに、面白い人多いですもんね!
K.アメリカ村は特殊ですね。東京に行ってもあの地域はないですね。
H.違いはなんでした?東京とアメリカ村の違いは。
K.やっぱりカルチャーが強いですね。ストーリー系やヒップホップ系、ギャング系とか、古着系とかアメリカントラッド系とか。各々がカルチャーに自信を持っていてて。もちろん東京にもあるんですけど、あんな密集地帯に一気に集まっているってのがないですね。あのカルチャーの集まり具合はケンカ起きそうじゃないですか。ギュッと三角公園中心に濃いので、未だにアメリカ村に入ると雰囲気が変わるので緊張しますよ。三角公園でのんびりしたことないので。マスクしてフード被って、じっと隅っこの方に座っています(笑)

▪️H.そうなんですね(笑)
それに、ゴミ拾いの活動もされてますよね。
それはなんで始められたんですか?
K.綺麗な場所で綺麗な写真が撮れたらいいなと思うのと、ある意味、アメリカ村のおかげで世界にいったっていう恩返しも兼ねて、人が集まる場所なので綺麗にしていく活動もいいかなと思っています。

▪️H.素敵ですね!Dualipaさんのことも含め想像以上の経験をたくさんされている気がします。
K.それはほんとに自分の実力ではないってことは身を沁みてわかりますね。色んな人の縁が繋がっていくまでのプロデューサーだったり仲間の龍星くんっていう子が一緒に企画を考えてくれたりとか、昔は全部でやろうとしてたんですけど、能力高い人が周りにたくさんいるので力を借りた方がより面白いところまでいけるってことがわかりました。変なプライドを捨てるってことと、調子に乗らないように気をつけています。

数字って怖くて。プロデューサーに昔言われたのが数字とかルックスとかファッションセンスとか、僕の場合だと人脈とか、そういうのを取り除いて残った自分の心が本当の自分って言われたので、そこで人が集まる人になれたら最高だなと思います。色んな魅力的な人の話を聞いて、魅力的なところを真似させてもらうっていうのが人が集まる人を研究するきっかけですね。

▪️H.なるほど、確かに人が集まる人って共通点ありますもんね。人が集まる人の共通点を3つあげるとしたら何がありますか?
K.1つ目は誠実な人。2つ目は素直な人で、プラスアルファ人を喜ばす天才というか。撮影した中だとそれをすごく感じるのは萩原さんですね。本当に見返りを求めてなくて応援をしてくれるんですよ。シャツ作ったから、送るよ!とか住所聞いてくれて。さりげなく色んなことをしてくれていて。クラウドファンディングも一気に伸びたと思ったら何十万円分も一気に買ってくれていて、友達に伝えておいたからと連絡があって、他のリターンも売れていって。そういった応援を見返りなくやってくれるので、萩原さんはあんなに周りに人がいるんだなと思いました。めちゃくちゃカッコいいですね。
あと3つ目は軸を持っている人ですね。八方美人じゃない。人が集まっている印象がありますね。義理人情がある人、萩原さんはそれを感じますね。ファンになってしまうから緊張しますし、いい緊張感、距離感をもらえます。この間、萩原さんとインスタライブでコラボをしたのですが、ずっと接続も1000人くらい来ていてて、僕は話せなくて萩原さんが仕切ってくれていました(笑)
そういう人が周りにいてくれたら最高ですし、
自分がそうなっていく必要はあるとは思います。
H.たしかに、そういう人にギブしたいと思いますね。萩原さんにもフェスに来てほしいですね!
K.萩原さんにも声をかけていて、ブレイキングダウンの試合次第って感じです。

▪️H.それは熱いです!
フェスについてはまた詳細でますか?
K.フライヤー等作成中なので、またシェアしますね。クラウドファンディングについてもフェスに向けて追加のクラウドファンディングも考えているのでチケットやスポンサー権のこともお伝えできると思います。
H.ありがとうございます!
九州男フェス、本当に楽しみしています!
今日はお時間ありがとうございました!

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