見出し画像

#2 歌手【MORO】

【第2回目ゲスト】
MORO
東京のベンチャー企業に勤務しながら
社会人歌手として活動中。
▪️SNS

【H…Hiromi / M…MORO】2024.02.02

▪️H.自己紹介をお願いします!
M.現在、社会人で歌手をしているMOROです。28歳で歌手デビューし、29歳から本格的に活動を始めました。まだ1年ちょっとですが、よろしくお願いします!

▪️H .そうなんですね!
なんで28歳で歌を始めましたか?
M.元々は佐賀の田舎に育って、夢や希望もないってタイプだったんですよ。社会人になってベンチャー企業に勤めているんですが、すごく色んなことに挑戦させていただいて。挑戦するとこんなに人生変わるのかーと思った時に、もっと色んな人にも挑戦してほしいなと思いが高まりました。
ただ、今の自分じゃそれを伝えきれないと思って自分も何かやってみようと思いました。歌の経験はなかったんですけど、いきなり始めてみました(笑) ちょうど30歳になったこともあり、このまま仕事だけじゃなくて、何か夢に向かって挑戦する姿勢を見せた方が面白いんだろうなって思って。だから30歳の時に40歳までに武道館ライブをしよう!って決めて今はやっております!

▪️H.そうなんですね!
もともとそういうタイプだったんですか?
M.全然です。やりたいことも諦めすぎて、諦める感覚すらもなくなってて。
願いすらもしないみたいな感じでした。
高校の時に吹奏楽部でオーボエをずっとやってて音大に行きたいって夢がありました。大好きなオーボエプレイヤーがその大学にいてて、そこに行きたいと思ったんですけど、学費が高すぎて行くことができなかったんです。その辺りから人生やさぐれ始めました。


▪️H.大学はどこに行きましたか?
M.佐賀の家から近いところにしました。農学部で畑を耕してました。しかも虫とか苦手で、なんで農学部来たの?って言われてました。

▪️H.そうなんですね!
大学卒業後はどうされていたんですか?
M.東京でIT系のベンチャー企業に勤めました。

▪️H.おお!ITと農学って全然違いますね!
M.よく言われます。農学部の時にカビの研究をしていて、もしかしたら研究が向いてるのでは?と思って佐賀の衛生薬用センターってところでインターンシップをしました。でも、まあ向いてなくて。性に合わなくて、農学部の知識を活かして働こうっていう気はなくなってしまったんです。そこから、一般の会社を見るようになりました。ただ就職は最終はご縁でしょ!と思っていたので、就職活動ちゃんとしてなかったんですよね。仕事は今の会社の代表とご縁があって今の会社にしました。ただなんの仕事する会社かわからないままで、最初に入ったときは経理をしてました。やったことがなかったので大変でしたね。

▪️H.そうなんですね!
そこからどうやって音楽に繋がりますか?
T.実は親がピアノの先生で、母親側はアーティスティックの方が多いんです。3歳くらいからピアノをしてて、入社を機に辞めたんです。仕事と音楽の両立が中途半端になるなと思って、音楽をばっさり切りました。ただ仕事をずっと頑張ってた時、お世話になってた祖母がなくなったんです。ただとってもお世話になった祖母に堂々と会えない私がいてて。よくよく考えてみると、それは自分が日々、精一杯生きてなかったからかなって。このままじゃダメだなと思いました。そこで同級生のSNSをたまたま見て、イキイキ生きてる姿を見て”今、幸せ?”って急にDM送ってみたんです。そしたらその子が友達集めてくれて、Zoom飲み会を開いてくれて。そこで話聞いてたら何かに挑戦している人が多くて。その後、自分も何がした方がいいって思った時に、たまたまSNSで流れてきた歌のオーディションがあったので、応募してみたんです。

▪️H.おお!オーディションはどんな内容だったんですか?
M.歌手活動をサポートしてくれるオーディションで、そのプロジェクトの一環で歌を作ってもらいました!

▪️H.なるほど!
歌手の活動はどのようにされているんですか?
M.TikTokをメインで歌ったり配信させてもらったりしているんですが、たまにイベントやフェスに呼んでもらっています。あと最近は高校生に講演することもあります。

▪️H.講演はどんな内容を話されてるんですか?
M.今は大人になって夢を持って挑戦することを
させてもらっているんですけど、昔は大人になることに凄いネガティヴな感情があって。大人になったら毎日会社に行かないといけないみたいな感じで、つまらないのじゃないかって。けど、実際、自分が大人になって出会う大人たちは凄い面白い人が多くて。だからこそ大人も捨てたもんじゃないってことを伝えてます。

▪️H.なるほど!歌の方では伝えているメッセージはありますか?
M.何歳になってもどんな状況でも、挑戦すれば自分の人生は変えられるよってことを自分の生き様で証明したいし、歌も夢を応援する内容にしています。過去に出した曲も自分の経験をもとに葛藤しまくっていた頃のことを歌詞に書きました。

▪️H.作詞もされているんですか?
M.自分の言葉で伝えたいと思って作詞をしました。初めての曲だったので自分自身、思い入れを持ちたいなと思って。

▪️H.そうなんですね!そんなMOROさんが影響を受けた人っていますか?
M.今の会社の代表ですね。ポジティブになったし、挑戦マインドを持てるようになりました。もともとチャレンジするタイプではなかったのでそこを変えていただきました。

▪️H.そうなんですね!挑戦することに対して怖さはなかったんですか?
M.ありました。最初のオーディションもそうですし、LINEライブでやるオーディションもあって。LINEライブを発信するっていうのが世の中の人の前で初めて歌う経験でした。それが1番緊張しました。

▪️H.配信はその時から始めましたか?
T.LINEライブが初めてで、その時に色んな人が凄い歌声変わるね!って言ってくださりました。配信を通して、挑戦することでこんなに応援してくれる人がいるんだと、たくさんのありがとうを感じました。これが感謝かと。世界が温かく見えるようになりました。助けてくれる人が現れて、何でも思って行動したら叶うって思えるようになりました!

▪️H.素敵ですね!オーディションもそうですけど、衝動的に動ける行動力も凄いですね。
M. 1つあるとするなら、小さい時に大人は何のために生きているんだろうって考えることは多くて。それに、つまらないなって思って毎日過ごしていたので、それを続けるのが嫌でした。その根本が大人になっても変わってないからかもしれません。時間割が嫌いで毎日同じことするのが嫌いだったんです。そんな日々は嫌だっていうのがあって挑戦できたのだと思います。

▪️H.なるほど。そんなMOROさんは
何かチャレンジしたいけど一歩踏み出せない人にどんなことを伝えますか?
M.過去の自分は夢を掴むために手を伸ばしたことがなかったんですよ。たまたま上手くいったらいいなくらいで生きてて。夢はそもそも叶わないものっていう前提があったから、自分から手を伸ばしに行ったことがなかったです。今思うと、もっと先に手を伸ばしておけーって過去の自分に思います。いいことが起こるのを待ってたので。環境に文句あるなら変えればいいと思いますし、自分で作ればいいと思います。それに、昔、音大を諦めたことで病んでしまった時があって、自分の中で夢を諦めた経験が今になって、後悔しないように夢に挑戦しようと思わせてくれています。

H.なるほど、その経験を今に生かされてるのですね。自分もチャレンジを選ぶ人生にしていきます!今日は貴重なお時間、ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?