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グレーに生きるということ

友人が人生の転機に必ず相談に行っているという占いに、この間ようやく行けました! 2ヶ月も首を長くして待ったのでわくわく。

占いはひとり15分で、あっという間に終了。占い師さんは大阪のバリバリのおばちゃんで、アドバイスを一言にまとめると「アンタは真面目すぎるから、もっとグレーに生きたらいいねん!」ということ。

それを聞いて「グレーに生きるって、例えばどういう行動のこと?」ってすぐに考えちゃうあたり、私は本当にド真面目なんだろうな(笑)

おばちゃんは「いろんなこと考えすぎやから、そうなんか! でなんでも終わったらいいねん!」って力強く言ってたから、その教えに従って、考えてみるのをすぐにやめた。

……ら! 「怪物事変」っていう漫画の中で答えを見つけてびっくり。

共存ってのは別に
みんな仲良くしましょうって話じゃない
〝お互いが存在することをただ認める〟
だけなんだが
案外難しいもんだよな
藍本松『怪物事変』10巻

いやー、これは目から鱗でした。なんで共存って仲良くすることだと思ってたんだろう?

白か黒かはっきりつけたいときって、自分がグレーを受け入れられないときや、すっきりしてはやく解放されたいとき。でも、この言葉を見たときに、グレーでもすっきりしていいのかな? と思ったんですよね。

私は仕事のときに一番、白黒をつけたくなるんですが、そのときに無理やり白か黒をつけるのは、たぶん妥協。白か黒以外にもグレーもあるんや、なるほどな〜! っていうところからはじめるのが、きっといい仕事。

グレーでも、もやもやしなくていい。グレーってわかってるだけで超優秀! そんな感覚なら、私もグレーと共存して生きていけそう◎

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