“自分の役割を自覚して”というメッセージ
“もっと自分の使命・役割を自覚して”というメッセージがたびたびやってきていて、その度に「そうだよね!」と「わかってるよ~」半々で受け止めていた。
でも、自覚するって
自分の立場からずれず、役割を100%発揮し続けようとすることではないか?と思い直して、
私ぜんぜん自覚してなかった…!受け流してしまっていた!
と気づいた。
例えば、
仕事を捌ききれなくて困っている人がいたとして、その上司に当たる人は、仕事を直接手伝うよりも、仕事の割り振り方や仕事内容の煩雑さを改善した方が、長期的に良いかもしれない。
パン屋さんがパンの売れ行きが不調で困っていたとして、そのパン屋さんの大ファンで広告の知識がある人が1人でちまちまとパンを買うよりも、パン屋さんのプロデュースを申し出た方がいいかもしれない。
もっと極端な例で言ったら、ある国の農家さんが作物の不作で困っていたとしたら、王様が直接農作業を手伝うよりも、もっと王様としてできることがありそうだよね。
立ち位置としてわかりやすいから上司・広告業者・王様を例に出したけど、彼らがずっとそんな調子だったら職務怠慢と言われてしまいそうだ。
つまり、みんなそれぞれ個性や得意なことがあって、影響力を持ちやすい分野・できることが多い部分があるはず。
この世界の中で担うことのできる立ち位置・役割があるはず。
それなのに、得意ではない分野で頑張ろうとしたり、ずれた立ち位置で動くのは勿体無い。
立ち位置を探し中の人もいると思うから、その全てを怠慢と言ってしまうのは乱暴なのだけど、自分のやりたいこと・やれること・役割が見えてきている範囲で、徹底してその立ち位置に居続けよう!ということ。
きっと立ち位置がずれてきてしまうのにも何か理由があるから、そんな自分を責める必要はない。
ただ…
まずは、ずれたことに気づく
そして、元の場所に戻る
それをやり続けるのが、私に来ていたメッセージの“自覚する”ということだと思った。
なんだか、当たり前のことを言ってるかもしれない笑
でも、具体例に挙げたようなことは分かりやすくても、自分という人間がこの世界に生まれてどんなことをしていこうか、どんな影響力を持とうか、どんな役割を担おうか?ってなった時、途端に自覚がなくなってしまうのが、この世の仕組みみたいなものだと思うから…確認!
自分がどんな存在か忘れた状態で生まれてきた私たち。
自分というものを感じながら、見つけていきながら、自分らしさへ戻っていく。
自分らしさのかけらを見つけるたびに、かけらがくっついて大きくなっていくたびに、自覚する必要があるのだろう。
Hiromi.
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