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フィジーに学ぶ幸せの鍵

「子どもには幸せに生きてほしい」
とどんな親でも願うもの。

先日、フィジーからのお客さんが
我が家にホームステイしてくれて
3日間一緒に過ごしました。

フィジーってどこかご存知ですか?
太平洋諸島で、大きさは四国くらいだそうです。



フィジーは、綺麗な海でも有名ですが、
以前、国民幸福度調査で1位になった際に
フィジーに住む人の生き方が注目されました。

世界の幸せな国を調査する際には
客観的指標を使う場合と
主観的な指標を使う場合があるようです。
この調査では主観的な指標(国民が幸せと感じているか)
となっていたそうです。

フィジーの国旗


彼女が我が家に来てくれた初日、
フィジーの国旗をプレゼントしてくれました。
ココナッツやバナナが描かれています。

そして、鳩も描かれています。

彼女は
「鳩は幸せや平穏のシンボル。私たちは、いつも心に平和な心を持ち、
会う人にそれを分け与えることを大事にしている」
と教えてくれました。

フィジーの家は四方にドアがあり
いつ誰が入ってきてもいいようになっている。

だから、食事の際に一人で食べることはない
話し相手が欲しかったら、
必ず誰かがいる

料理をする時には、自分たちだけのためではなく
近所は困っている人にも分け与えることを考えて
たくさん作る。(見返りは求めない)

そんなことを教えてくれました。

そして我が家でもフィジー料理を振る舞ってくれました。

フィジーの主食は芋類
ココナッツクリームで煮た魚

まさに、ここに幸せの鍵があるんだろうな〜
と思ったエピソードばかりです。

実は、その時、私は仕事で
講義資料の準備をしていて
そのテーマが「幸せと人間関係」でした。

「人との良い繋がりが心身の健康につながる」
「孤独が心身の病気につながることがある」

という内容の論文をたくさん読んでいたのですが、
その内容を体現してくれる人が目の前に
現れたのです。

フィジーの人々は
人とのつながりを大切にして
分け与えることが当然と考えています。

繋がりがあれば孤独とは無縁です。
だから幸せだと感じる人が
多いのだろうな、と感じました。

彼女から聞くエピソード
そして一緒に過ごす時間で
私もとっても豊かな気持ちになれました。

子どもに幸せになってほしいと
願うから、親はさまざまなことを与えようとします。

でも、幸せの土台は人間関係。
小さな頃から、良い人間関係の築き方を
少しずつ構築していきたいですね。

そして、思いやりがあふれる社会になって
行くといいなと思います。

彼女が帰った後、娘と一緒にこの絵本を読んで
毎日、自他に対して思いやりを持った行動ができたか
話し合っています♪


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