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3分で元気になれる動画#1

5月28日にYouTubeで公開した「3分で元気になれる動画#1」の詳細です。もし良かったらご参考になさってください。

長時間座ることの多い人におすすめのエクササイズ

第1回目は長時間座ることの多い人におすすめのホームケアエクササイズをご案内しました。姿勢を矯正する手順です。典型的な前かがみのデスク姿勢を続けると、呼吸が影響され、首や背中、そして腰にも過剰な負担がかかります。外出自粛要請後、在宅勤務での仕事がメインになり、デスクワークに適していないリビングのテーブルなどでの仕事はとても身体に負担をかけています。同じ姿勢を長い時間を続けると、解剖学的には組織学的にもとに戻りずらいヒステリシスが顕著になると言われています。同じ姿勢を20分以上続けることで、この状態があらわれます。ですので、姿勢の矯正は最低でも20分に一度、行なうののが良いとされています。

この方法をBrugger's法といいます。これは、Brugger's姿勢緩和と呼ばれ、身体全体のリラクゼーションを促進して筋肉のバランスを身体に再教育する役目を果たす効果があります。

Brugger'sステップ(座って行う方法)

1.いすの端に座る。

2.両脚を少し開き、少し手を外向きにする。

3.両手を太ももの上におき、手のひらは天井にむける。

4.お腹の筋肉はリラックスさせる。

5.頭のてっぺんから天井につるされているようなイメージで、背骨を伸ばし、あごを軽く引く。

6.もうひとつの糸が鎖骨の延長線上から引っ張られているイメージで、腰の前弯(少し反る感じ)をつくる。

7.肩甲骨はお尻にポッケがあるとイメージし、そこに引っ張られて入れるように意識し、肩はリラックスする。

8.呼吸を吸って吐いてを忘れずに、腹式呼吸を心かげる。

10秒を20分に1回(だいたい1回に5~6セット)

この姿勢を10秒(またはそれ以上)続け、20分に1回行います(1回に5~6セット)。同じ姿勢を立ち上がるとき、歩いているとき、ものを持ち上げるときにも応用することができます。最初は慣れないので違和感を感じるかと思いますが、数週間のうちに意識をしなくてもこの姿勢を保つことができるようになるでしょう。どうぞ楽しみながら試していてください。

筋骨格系に関するからだのお悩みごと募集

どんな小さいことでも大丈夫です。筋肉や関節のスペシャリストとして、ご提案できることがあればぜひお伝えし、少しでもお困りごとのお力になれればと思っています。どうぞひとりで悩まないでくださいね。からだは良くなりたと思っているはずです。一緒に元気なっていきましょう。


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