趣味があることのありがたみを知る
器にあんまり興味はないんだけど
かれこれ器作りを十数年続けている。
自分の場合、実用的なものを作ることが多い。
その上で、色とかその特性を生かせるような模様とかにしている。
特にこういう模様が欲しい、とかは無くて、器作りはいくらやっても納得はしないし、選択肢がたくさんあるし、そのやり方は絶対私やらない!と思っていても数年後に手を出していたり、まぁとにかくその魅力に取り憑かれているのだと思う。
それから、読書は若い頃から好きだ。
小説でも漫画でも辞典でも絵本でも、割と何でも読むけれどこちらは好き嫌いがあるみたいで、絶対に読まない作家さんとかはいる。
なにかのきっかけ(たとえは新聞に一文が出ていた、とか)で読むことはあっても、それっきりだったり、好きな作家さんのは繰り返し読んだり。
おかげで家には私の好みの本がたくさんあって、本日嬉しくもない50歳を迎えた身としては本は処分を考えなければ…と考えてはいる。
いや、これをきっかけに動かなければいけないね。
それから、そのつながりというか
図書館は大好きで意味もなく訪れてしまう場所の一つだ。
図書館には膨大な情報が詰まっている、ネットよりずいぶん役に立つと最近感じることが多い。国立国会図書館になら一日中居ても飽きない。ありとあらゆる書籍が読める、こんなに素晴らしい場所はない。
あとは、一人呑み。
大好きなお酒を自宅やお気に入りの店で気兼ねなく飲める幸せ。お気に入りの店なら見知らぬ人や店主との会話も楽しく弾む。
家ならば撮りためた録画や気に入ってる動画を観ながら、ゆったりと呑みすすめられる。笑いあり涙あり、それでスッキリするのだから不思議なものだ。
生きることに必ず必要なものではない。
それでも趣味は、私の心を豊かにして日々を潤してくれている。