ひーろまっつんの”お金が増える科学2”
ここで、お金を増やすための科学ということで、科学的にお金を増やす方法について考えることにする。
お金の持つ力を Mf とし、そのお金(質量と面積と加速度を持つ)が単位時間毎に増えることについて考えることにする。
お金が加速度を持つとしたのは、お金は、金額が大きくなるにつれて、増える速度が速くなるためである。
つまり、それを式で表すと、ここではお金の増える力を Mf = Mv2/2mとすれば、お金のする仕事WMfは、
WMf = Mv2/2m ×( kg・m2・m/s2)・1/s [m:メートル]
と表せる。なぜならば、お金は、ある加速度を持って、単位時間毎に増えるためである。
つまり、この式では、お金の力を使ってお金がある加速度で、単位時間毎にお金が増える事を実証することが、目的である。仕事とは、力に変位(この場合、質量・面積・加速度・1/単位時間のそれぞれが変位である)をかけたものであるから、これで正しい。
これを計算すると
WMf = 1/2・N・m ×(kg・m・m/s2)・1/s [N:ニュートン]
= J2/2s
∴ WMf = J2/2s [J:ジュール]
と表すことができる。つまり、単位時間の2倍分の仕事量の二乗が、お金のする仕事と言うことになる。
これを、私が考案する経済学的エントロピーの定義式に代入する。
ΔS=ΔJ/お金の絶対的価値:G[ゴールド]
この式を 経済学的エントロピーの定義式とすれば、
ΔS=ΔJ/G
ここで、
J =2 × WMf [J] × 時間 [s] / 仕事量 J [J]
なので、 仕事量 J[J] = WMf = W・s より
J [J] = 2 W・s2 [J] / W・s [ W:ワット ]
∴ J [J] = 2s [ J:ジュール ]
となり、つまりは、単位時間の2倍が、この場合の仕事量になると言うことになる。
つまり、このJ[J]の変化量を考えれば、私の考案した、経済学的エントロピーの定義式に当てはめられることになる。
つまり、ここでt=単位時間[s]とすれば、
時間の変化量:Δ2t/お金の絶対的価値[G:ゴールド]
この式が、経済学的エントロピーの変化量を表すことになる。
∵ ΔS = Δ2t [ t : 単位時間 : [s] ] / G [G :ゴールド ]
で、お金のエントロピー変化は表すことができる。
つまり、ここで、0時間から1時間まで、働いたときのお金のエントロピー変化を計算すると、
ΔS=2×3600−0/G
∴ ΔS=7200/G
つまり、経済学的エントロピーは、7,200という定数を絶対的金銭価値で割った値になるということがわかったことになる。
そして、お金の絶対的価値が小さくなるほど、エントロピーは大きくなることになる。
このことから考えを巡らせてみよう。
例えば、ΔSがマイナスの場合とは?どうなるのであろうか?
エントロピーがマイナスの場合とは、系からエネルギー放出がある場合、また、系の内部に対して仕事をするとき、エントロピーはマイナスになると言う約束がある。
つまり、系からエネルギー放出すると言うことは、お金の持つエネルギーを無駄にしてしまうことになる。
また、系の内部への仕事を考えた場合、系の内部のお金が増えることが考えられる。これは、系を国と例えれば、国のお金は、マイナスのエントロピーをとる場合には増えることが予想される。
しかしながら、マイナスのエントロピーを取るときは、お金が増えるが、系の外部へのエネルギー放出、つまり、海外に、お金が逃げていく状態、つまり、今の大企業のグローバル化により、海外に、お金を生み出す元が、逃げていく状態も作り出すことにつながっていると思われる。
つまり、マイナスのエントロピーを用いることは、お金自体はが増えるため一時的には、国益になるかもしれないが、お金自体の価値は下がるため、私たち国民の暮らしは一向に良くならないという状態を作り出す元になっていると考えられる。
私たち国民のことを、きちんと考えた政治を行うのであれば、
実際に、金利を上げて、お金の増える速度を上げるしか方法はないのである。
なぜなら、運動方程式 1/2 Mv2 のvが大きくなれば、お金の力は大きくなるためである。
つまり、力が大きくなれば、それだけ仕事量も増えるため、お金は大きく増えることになるのである。
ここで、私が提案した、経済学的エントロピーの定義式から導いた式は次式で表される
ΔS=Δ2t/G
この式は、一体、何を物語っているのだろうか?
単位時間の2倍の働きの変化を、絶対的金銭価値で割ったものであるが、これは一体、何を意味するのであろうか?
経済的エントロピーの値は、絶対的金銭価値の値に左右される。
そして、通常の経済学的エントロピーでは、エントロピーが増えることは決してない。
なぜならば、エントロピーとは、分母が一定の場合の分子の変化で表されるが、この場合は、時間も一定の場合であるためである。
つまり、時間は、定数で表されるのであるから、一定だと言えるのである。
この場合のエントロピーは一定なので、可逆変化を表しているのである。
そして、もう一つ、左辺、つまり、エントロピー変化が、マイナスの時、右辺がマイナスになるためには、時間を遡らなければならないが、それは、はっきり言って、無理な話である。
それは、時間は一方向にしか、流れていかないためである。
また絶対的金銭価値も決してマイナスにはなることはない。
ここで、マイナスのエントロピーを取る場合は、時間と絶対的金銭的価値の関数は、不可逆変化を表しており、その場合、エントロピー変化は必ず、増大すると言うことになるため、ここで矛盾が生じるのである。
マイナスのエントロピーの場合は、マイナス方向に増大することになるが、マイナスのエントロピーが増大すると言うことは、磁力による影響が強くなることを意味している。
つまりマイナスの変化の場合、磁力は吸引力となるため、系に対しての仕事と、系の外部へのエネルギーの放出が同時に起こると言うことになるのであるが、マイナスのエントロピーというのは、経済学的エントロピーについては、実際には、起こり得ないわけであり、それを国の制度で無理やり、矛盾した状態を作っていることで、無秩序な状態になっていると言うことになり、その無秩序な状態と言うのは、例えば、機械ならば、故障している状態であると言えるのである。
つまり、電気機器ならば、故障して電流が流れない、壊れた状態が、無秩序な状態ということである。
つまり、故障した機械をいくら動かしても動かないのである。
それが、今の日本の経済状態なのである。
このままでは、物価は、一向に上がることはない。なぜならば、この場合、マイナス金利と異次元緩和策を組み合わせたとしても、マイナス×プラスで、結局はマイナスの要素になってしまうため、磁力においては、物価の反発力は決して働かず、物価の吸引力となってしまうためである。つまり壁、底辺への吸引力が働くのである。
この場合、物価の反発を期待するならば、異次元緩和策と金利上昇策を組み合わせなければならないのである。
それはプラスの効果とプラスの効果を組み合わせるか、もしくは、マイナス金利と金融引締め政策で、マイナスとマイナスの効果を組み合わせなければ、プラスの効果にはならないため、決して、物価の上昇は考えられない。
それは数学的根拠と、エントロピーの法則がそれを物語っているのであるから、明らかな事実なのである。
そして、今の実体経済を見てみると、金(きん)の価格は高騰してきており絶対的金銭価値は大きく上昇している状態であると言える。
このような状態では、実際のエントロピー自体も小さくなっており、このままいくと、エントロピーは”ゼロ”という事態にも、なりかねないのではないだろうか?と思わざるを得ない。
完全結晶では、エントロピーはゼロになりうるのであるから、日本経済が完全結晶化してしまう前になんとかしなければならない状態に、今現在、なってきているのではないだろうか?
日本経済が、完全に冷えきってしまう前に、金利の引き上げを行い、物価を反発上昇させるとともに、日本経済を活性化させなければ、このまま、日本の息の根は、止まってしまうことになろう。
お金を循環させなければ、経済は決して活性化しないのである。
日本政府、及び、日銀の黒田東彦総裁は、このような、実際の日本経済をマイナスのエントロピーを導入することで、日本経済が、システム故障を起こしていることに早く気づかなくてはならないだろう。
この故障の原因は、マイナス金利と、異次元緩和を同時並行して行なっていることにあるのだ。
日本経済のシステム故障の原因を突き止めた今、金利上昇政策を一刻も早くとり、日本経済を修復し、まず、回復軌道に乗せることが必要不可欠であろう。
そのことを、私は、この場をお借りして、強く、言わせてもらいたい。
今回は、かなり難しい話になってしまったと思いますが、よくついてきてくれました。ここで、みなさんにお礼を言いたいと思います。
ありがとうございます!
今日のところは、これでおしまいにします。
みなさん、本当に、お疲れ様でした! ^_^
サポートありがとうございます!このお金を私は決して無駄には使いません。これからも、ぜひとも、見守っていてください。よろしくお願い致します。^_^