チームメンバーに「プロダクト開発で意識してほしいこと」を伝えました
富士通デザインセンターの吉川です。社内向けアプリケーション開発チームのプロダクトマネージャーをしています。
12名のメンバーでアジャイル開発を行っていますが、「自分自身どのようにアジャイル開発に出会ったのか」「アジャイル開発がなぜ良いと思うのか、どこが好きなのか」あらためてチームにシェアすることになりました。
アジャイル開発の概要、進め方、マインドなどをレクチャーしましたが、最後にチームメンバーそれぞれに意識してほしいことを伝えましたので、その内容をご紹介します。
1. 僕たちが行っているのはプロダクト作りとチーム作り。ひとりひとり良いチームづくりに貢献しよう
プロダクト≠ソフトウェア。ソフトウェアは仕様通りに動くもの、プログラム。プロダクトはユーザーに価値提供をするもの。その違いを意識しよう(ソフトウェア開発の大切さ、困難さを無視しているわけではない。)
各ロールは役割の違いはあるが上下関係はありません。それぞれのロールから良いプロダクト開発に向けた活動をしよう。
2. クライアントワークではないメリットをいかして自由にやろう
仕事の進め方、時間の使い方は自分達で決められる。チームやプロダクトの状態に合わせて柔軟に調整しよう。
ヘルシーでハッピーな開発ライフを。アジャイル開発はトップスピードを求めるものではありません。一定のペースを保ちサステナブルな働き方をしよう。
3. 学びがあれば失敗ではない。個人/チームレベルで試行錯誤しよう。
成長=試行錯誤の回数。
「何か改善できることはないか?」と常に意識しておく(常駐アプリみたいに)
小さな改善をしつつ、ときには大きなジャンプ(局所解からの脱出)もしよう。
デザイナーとディベロッパー、プロモーション/CSが同一組織に属し、ワンチームでプロダクト開発をしているのは自社のなかでも稀です。そのメリットをいかしたプロダクトとチーム開発、そして個人の成長が実現できればと考えています。