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屋久島レポ3

 正月に行ってきた屋久島では 現地の友人に頼りっぱなしだったので(家に泊めてもらったり 案内してもらったり ごはん御馳走してくれたり)、次に行く時はもう少し 単独行動だとか 民宿に泊まるだとかはしたいですね。……書いたっけ? (過去の記事とか見直さない人)

 屋久島にいる間、どこか関西とは全く違う雰囲気を感じていました。

 自然や空気、水が違うというのも勿論ですが……そこに『いる』何かに、行動や精神が左右される……他人が聞くと奇妙に感じるかもしれない、そんな感覚を覚えました。

 例えば、友人の住む永田という村にいると 非常に落ち着いていて、何か神妙で、温かい。そんな精神状態になりやすくなったのです。住む人も温かく、落ち着いて気さくに話しかけてくださるのです。

 しかし、そこからバスで少し移動すると 宮之浦という街があります。

 同じ屋久島の島内ですが、こちらは観光業のお店や施設などが多く、温かいと言っても どこか活気が強く あきんど魂とでもいいますか、そんなテンションの高さを街そのものから感じますし、その場にいると 何だか僕や友人のテンションまでもが上がってくるのです。

 誤解しないでいただきたいのは 屋久島のここがイイ、ここがダメ、などと言っているわけではなく、霊的な何かが その場その場に息づき、そこにいる人の精神や魂に影響を与えているような印象を受けました。

 僕自身は あまり神仏とか精霊とか、そういったものは創作の世界でタネにする以外は信仰しないタイプなのですが、屋久島で過ごしている間は そんな 何かが『いる』感覚を……そしてそれがとてつもなく『尊いモノ』だという感覚を受けていたのでした。

 また行きたいな。

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