見出し画像

RPGツクールMV Trinity 発売まで約2週間!

 RPGツクールMV Trinityの発売まで2週間を切りました!

 あまりnoteでは話題にしてなかった気がしますが、僕もかつてコンシューマーのRPGツクール2に出会って以来……RPGツクールでゲームを作ることを愉しみにするツクーラーの端くれなのです。

 当時の僕は小学2年生だったか……「自分の望むゲームが自分で作れる、だと!?」「自分の理想の世界や物語の箱庭……」「ていうか、自分の好きにゲームが作れるなら『自分の追い求めるゲーム作品を遊べる』ってこと!? ワー! スバラシイ!!」

 などとドはまりし、ツクールシリーズのちょっとした追っかけになったのです。

 現実を見れば……自分の作品をちゃんと完成させたのはごく近年。ここ4年間で僅か2作程度。人気も鳴かず飛ばずです。

 自分の心血を注いだ作品が、ゲーム投稿サイトに投稿すればいずこかの人気ゲーム実況者さんの目に留まり、DL数がうなぎ上り、一躍人気作品にッ!! 

 そんな幻想を持っていた時期が僕にもありました……ハイ……w

 ※ほとんど実況どころか知名度も無いので、自分で作ったゲームを自分で実況して ニコニコ動画やYOUTUBEに投稿しました。主に創作仲間への紹介用。完走、リタイア含めて他人に実況してもらったのは2作含めて4人ほどです。遊んでくれた皆さんアリガトウ。

 さて、自分の作品が評価される、されないは置いといて。

 パソコン版のツクールと、コンシューマー版のツクールは『ゲームを作る』という本質は同じですが、仕様は大きく異なるのです。

 PC版のツクールは自作素材(グラフィック、音楽、プログラムなど)や他者が善意で貸し出してくれる素材、近年では公式ストアからも様々な素材やオプションツールも買えたりします。作り込みの自由度が高いと言えます。

 一方、コンシューマーのツクールは、始まりはSFC……ひとつのソフト内の限られた仕様や素材でしか作れなかった。自由度そのものは低かった。

 ただし、時代によって進歩し続けている。

 PS2で出して以来、コンシューマーはもう終わった、と思ったこともあったのですが、ニンテンドーDSで復活し、3DSでも発売され、ユーザーからは好評のようです。

 ネット環境の整備により、コンシューマーでも作品を配信することが可能になり……「それでもコンシューマーは携帯機止まりかな……」などと思っていたら、いつの間にかコレです。RPGツクールMV Trinityですよ。PS4、ニンテンドースイッチ、XBOXONEで11月15日に発売。据え置き機! 

 こんな未来は、ツクール公式の方々には失礼ですが……来ないと思い込んでおりました。

 ですが、最近になって動画サイトでのコンシューマーツクール……それこそ僕が初めて出会ったSFCの2とかPSの3とかで創意工夫を凝らした力作をコンシューマーで作った人の存在を知って、それもアリだと思いました。

 自由度が高い中での作品づくりは、往々にして「あれも出来る、此れも出来る……」と欲が出て、いたずらに複雑なタスクを増やし、結局なかなか完成しないということもよくあります(御多分に漏れず、僕自身もそんな感じ 苦笑)。

 では、敢えてコンシューマーツクールのように自由度をある程度制限し、限られた素材や仕様の中で作るとしたら? 

 もともと根気が求められることではありますが、自ずと必要な作業も簡潔化され、ライトユーザーも手に取りやすくなるでしょう。限られた制約の中でどう工夫するのか? どんなことが出来るのか? それを模索しやすくなると思うのです。

 例えば、話題にしているTrinityには最初からパッケージに描かれているキャラクターたちのボイス素材が収録されているそうです。

 そのボイス素材をどう活用するか。

 キャラのイラストが決まっていて、声まであるのなら、そのキャラクターのイメージはかなり固まってしまいます。プレイヤーの意表を突くキャラ創作がしにくい。

 そこで、例えば思いっきりそのキャラのルックスとボイスにギャップのある描写を作ることで プレイヤーに「なんだこれは!?」と印象付けることも出来るかもしれません。

 もちろん、せっかく声があるのだから その声のイメージにふさわしい、キャラの魅力を強化してゲームを作るもよし、逆にイメージに縛られたくなければ敢えて声を使わないのもよし。

 ボイス素材に限らず、あらゆる素材や仕様を工夫して(もっと言えば『逆手にとって』)ゲームを作る……それは自由度が高い状態でのゲーム作りとは違う独特の愉しみ方です。

 ツクール公式が再び据え置き機でコンシューマーツクールを制作・発表したことは英断であると思います。

 経済的に厳しく、ハイスペックなパソコンが買えないという人にも プラットフォームが家庭用据え置き機で発売されれば 同じ土俵で共に楽しむことが出来、マシンパワーで苦虫を噛み潰す思いをすることなく朗報なのではないでしょうか? 

 冒頭にも貼った リンクから、ご興味を持たれた方は、購入を検討してみてはいかが? (※あくまでオススメしているだけです。アフィリエイトではないですよ笑)

 僕も やってみたくてたまらない! 早く触ってみたい!!


 しかし。


 以前より言っている通り、僕は積みゲー常習犯。制作中のPCツクールのゲームもまだまだ序盤で止まっている。ので、『積みゲーを完全消化するまでは新作ゲームを買わない!』『自作ゲームを完成するまで新作ツクールに飛びついて逃げない!』という自分ルールに従うため 発売日にすぐに買うわけにはいかないのでした…………これだけプレゼンしておいてすぐには買わないというオチ(泣)

 御あとがよろしいようで。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?