面白いぞッ!! 終末のワルキューレーーーッッッ!!
祖父母が無事退院しました。家庭の事情により、祖母は我が家で引き取り、今まで母と二人暮らしでしたがこれからは祖母も居れて3人。僕にとっては楽しい暮らしが始まりました。
さておき。
タイトルの通り 『終末のワルキューレ』がハチャメチャに面白いです。
もともとネット連載から書籍化が決定したようですが、発売後『瞬』で在庫が売り切れ、即重版したというエキサイトした状況です。
ジャンルはバトルファンタジー、格闘漫画。
神々の世界ヴァルハラをステージに、世界中の神話の世界の神々と人類史に登場した偉人・英雄などがタイマンで戦うという まさに「小学五年生の魂がボゴボゴと沸騰しまくる」ような漫画です。
しかも、まだ単行本を2巻読んだ時点なのですが、1戦目、2戦目とも 神通力だとか、超能力だとか魔法だとかの類いの戦いは一切登場せず、鍛えぬいた技とガチの殴り合いという 胸のすくようなバトルです。戦いに策など要らぬ!! 唯々、鍛えぬいた技と能力と時の運が総てよッ!! とでも言わんばかりの戦いが最高にハートヒートです。
(まあ、戦いに参戦する顔ぶれを見ると、この先それこそ神通力や超能力や魔法、特殊な兵器を用いた戦いになる可能性も充分ありますが……)
ネットで『終末のワルキューレ』と検索すれば 第二話ぐらいまでは無料で公開されているらしいので、気になった方は読んでみるのも良いのではないでしょうか。
こういう作品を手に取るたび、つくつぐ思うのは……僕は本当に『劇的』な作品が好きだなー……ということです。
『劇的』、すなわち『ドラマティック』。登場する人物が織りなす壮大な物語とそれに伴う激情の渦。
それが闘争や性愛や芸術表現や笑い、はたまた負の感情が渦巻いているものであっても……そこに作者や関わった人の激情、熱情の籠ったものに弱いのです。そういうものには必ず制作者なりの情熱と創意工夫、不断の努力が感じられるので、そういったものも作品を通じて熱エネルギーがバシバシ伝わります。
いずれ、自分もそんな創作者でありたいとまで思います。けどきっとしんどいぞ~。
実は僕自身も、私生活で冒頭に書いた祖父母のことで家族を想って愛しさとか、温もりとか、悲しみとか、怒りとか……そういう激しい感情が動いたのを感じたのです。
すると、いつも聴いている『劇的』な音楽などを聴いていると……自分の中で激しく、あらゆる物語や、激情や世界観などが、大海が逆巻くように駆け巡ったのです。混沌と言っても差し支えないほど……。
ですが、その中に、一度落ち着いた途端。
スーッと、ひとつの情景が浮かんできました。
人の情けと、激しい感情。悲壮感もあるけれど、温かな幸福感もあって……それをそのまま 次のHUG+展第三回への題材にすると、淀みなく決まりました。
第二回が終わった直後は、次を考えねば……と思いつつも全く構想が浮かばず、他の絵でも描いて機を待っていたのですが……自分のメインテーマである『劇的』と、負の感情も前向きな感情も総て『心』として作品に込めることと、幸福感を前面に出すこと。全て自分の中でクリアしているのです。
次のHUG+展が早くも楽しみになってきました。
あとは 副島成記さんの第一弾の画集をゲットしたのですが、それはまた別の機会にでも。
さあ、描くぞー! 沢山描くぞーっ!!
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