好きなゲーム音楽をプレイリストでまとめてみました その3

ようやく6割ほど過ぎ、その3。

本当はせっかくの休日とか平日の余暇時間は創作活動とかに充てたいものですが 季節の変わり目なのか体調が低めです(´・ω・`)
だから せめてもの慰みにこの趣味の記事を書いてるところもありますね。

さて、そんな私信めいたことは置いといて、引き続き好きなゲーム音楽プレイリストと感想を書いていきます。

お気に入り度を★1~10で示し、一曲に付き思いつくままコメントを書いていきます。特にコメントが思いつかない場合は★の数に関係なく簡潔に書くかも。
また、僕は音楽の専門知識には疎い、かじった程度の音楽知識しかないので専門的な解説は出来ません。飽くまで個人の感想や思い入れです。悪しからず。

ではいきます。

87Liberi Fatali(FF8) ★★★★★★★★★

FF8のオープニングテーマ。『運命の子供たち』という意味だそうです。あらゆる場面の映像が混在して流れるムービーの中、ある『魔女』の想いが歌われています。歌詞はラテン語なのでよくわかりませんが、翻訳を試みるサイト様は結構あるようです。コーラスが印象的な曲で、FFももはや『映画』の領域に達しつつある、と感じ始めました。
動画サイトのコメントでの和訳を少しだけ覚えていて、「燃え盛るような真実で、悪を焼き尽くしなさい」というのが中二心を刺激されました。最後のコーラスが絶頂までテンションが高まったところで曲は終わり、タイトル画面へ。か、カッコイイ……ッ!!

88The Man with the Machine Gun(FF8) ★★★★★★★★

物語のもう一人の主人公・ラグナ編でのバトル曲。実質本編であるスコール編のシリアスさ、緊張感とは対照的にこれは軽快な曲ですね。ラグナ自身も天性の楽天家のような魅力的なキャラクターなので、ラグナ編は全体的に明るく、楽しくプレイ出来ました。まさに幕間の寸劇。

89Julia(FF8) ★★★★★★★★★

タイトル通りジュリアというピアニストの女性が奏でるピアノ曲。この女性の存在がスコールとラグナを繋ぐ物語の支点のひとつになっているんですね。FF8はRPGとしてのFFシリーズの中でもラヴストーリーに重きを置いている感じがします。だからちょっとオトナの味ですね。人物の心理描写も現代人ぽくリアルだし、そこに惹かれるのかもしれません。

90Roses and Wine(FF8) ★★★★★★★★

スローなラヴバラードっぽい、甘酸っぱさを感じます。恋愛描写、愛がはぐくまれる素敵なシーンで流れます。

91Under Her Control(FF8) ★★★★★★★★★

『彼女の支配下』という意味でしょうか? 英語自信ない……。主人公たちとたびたび対立する超大国の首都で流れる。夜の都会のクールさ、渋さや哀愁が表現されていて、これも夜のバーとかで流れてそうなイメージ。この町は常に夜(時間が止まっているとかでなく主人公たちが来る時たまたま夜になる)なのもあって、冷たさやダークさ、未来への不安もところどころ感じます。

92Fragments of Memories(FF8) ★★★★★★★★

回想シーンや思い出に浸っているシーンなどで流れる、繊細で優しく、ピュアなイメージの曲。人の遠い過去の思い出というものは悔恨とか消してしまいたいほどの恐怖や怒り、悲しみなどいろいろありますが、ふとした瞬間に思い返すと、どこかきらきらと美しい、ピュアな気持ちを何故だか呼び起こすものだと思います。……ずっと聴いてると何だか泣いてしまいそうです。

93Premonition(FF8) ★★★★★★★★★★

和題は『魔女との戦い』。その名の通り強力な悪の魔女とのバトル曲です。主人公たちとの宿縁と共に、ドラマティックに盛り上げます。

94Force Your Way(FF8) ★★★★★★★★★★

ボスバトル曲です。これも流れる頻度は多いですが何度聞いてもアガるアガる!! 闘いの高揚感が見事に表現されています。

95Fisherman`s Horizon(FF8) ★★★★★★★★★★

超大国2つに挟まれながらものどかに暮らしている海のど真ん中にある街のテーマ。とにかく穏やかで牧歌的なムードに癒されます。作中では住民たちも気に入っている「フィッシャーマンズ・ホライズン」というこの名前。実は名付け主は「なんとなく、いいじゃろ」という軽いノリで決めていた、というエピソードが好きです。……もしかして当時のFF8の開発陣もそんなノリだったのかも???

96Love Grows(FF8) ★★★★★★

『愛は育つ』という意味ですかね。何度も書いてる気がしますがFF8はラヴストーリー、そしてラヴストーリーとは即ち成長物語。何度も登場人物たちが心を通わせる度に優しく、強く成長していく……そんなテーマです。その過程は決して楽しいだけのものではなく、時にはくたびれ切って「もう勘弁してくれ……」みたいなやるせない気持ちも伴うもの。それがシーンごとによく表されています。

97The Landing(FF8) ★★★★★★★

主人公たちは傭兵。戦場にて戦いに出向くのが任務のひとつ。戦場での苛烈な、息をつく暇もない高揚感が漲っています。コンバットハイ!!

98Eyes On Me(FF8) 歌:フェイ・ウォン ★★★★★★★★★★

主題歌。FFで初めて主題歌が用いられたのは8が初めてではないでしょうか? 劇中の設定では前述のジュリアが歌手に転身して歌っているという設定。主人公とヒロインの恋愛シーンとエンディングで流れます。FFシリーズの歌で一番好きです!! 人を本当に好きになれることの素敵さ、愛することの喜びやぬくもり、幸福感が前面に出ています。

99ザナルカンドにて(FF10) ★★★★★★★★★★

断言できます。FF大投票音楽部門でも堂々の1位に輝いたこの曲こそ、ゲーム史に残る名曲です!!
ピアノの独奏ですが、元々はFFとは別件のフルートのリサイタル用に書き下ろされた曲でした。しかし「旋律が物悲し過ぎる……」とのことでそっちは没になり、FF10のメインテーマに。ピアノでも、むしろピアノが一番物悲しい音色のメロディです……。
最初はタイトル画面の前に流れる度に「何だか寂しいけど綺麗な曲だな……」ぐらいに思っていましたが、物語の核心部分を知ると、ほんの最初の数小節聴くだけで、とめどなく涙が…………!!
主人公パーティが夕暮れの中、どうしようもない現実を前に、皆一様に憂いの表情を浮かべて座る中、主人公はヒロインに肩に手を差し伸べたのち、数歩崖を登り眼下に広がるザナルカンドの景色。
「最後かもしれないだろ? だから 全部話しておきたいんだ」
そう呟く主人公。聴くたびにこの情景と、現実には行ったことのない、存在しないはずの夕暮れのザナルカンドという景色が目の裏に浮かんできます。FF10は悲劇性の高い物語ですが、当時中学生でこれまでの人生において最もつらい時期を過ごした、そんな時に傍にあった思い出のゲーム。この曲と共に忘れられない名作です。そして最初にプレイした時は「ああ、ついにゲームは映画に等しい最高のエンターテインメントになったんだなあ」と確信しました。

100 Otherworld(FF10) 歌:ビル・ミュール(THE BLACK MAGES版は KAZUKO)★★★★★★★★★★

冒頭のムービーと実質的なラストバトルで流れる。これまでFFでロックサウンドはありましたが、本格的なデスメタルが用いられたことはなく大きな話題になりました。シンガーのビル・ミュールさんは植松伸夫さんの音楽仲間で、収録スタジオに連れてきて依頼したんだとか。ファンタジーの世界でデスメタルというのも異彩を放っていますが、ミスマッチになっていない辺りが凄いなあ……歌詞も激しい曲調そのままに激しい闘争心がテーマになっている印象があります。
のちに植松伸夫さんがリーダーのFFシリーズの楽曲をロックアレンジするバンド『THE BLACK MAGES』(通称ブラマジ)によって、もう少しマイルドな女性ボーカルのハードロックアレンジされたものも出ました。原曲もそうですが「もう少し長く聴いていたい!!」と思うほどです。

101敵襲(FF10) ★★

ボスバトル曲。シンセサイザーやティンパニーが利いてて、ボス戦らしく、どこまでも高まっていく緊迫感に、聴いているだけで険しい戦いを思い出して手に汗をかきます……。

102明かされた真実(FF10) ★★★★★★★★★

タイトル通り物語において重大な真実が明かされた時に流れる。登場人物とともにプレイヤーも激しく心が揺れます。最初にこの曲が流れた時に僕は泣きました……。語るとネタバレもイイトコなので控えます。

103いつか終わる夢(FF10) ★★★★★★★★★★

物語の要所で流れる。ザナルカンドでは常にこの曲が流れ、バトルを挟んでも曲が変わらずに主人公たちが勝利ポーズも取らない演出が良かったです。どんな幻想も夢もいつかは醒める。そして彼の存在も……並々ならない悲愴感があります。

104挑戦(FF10) ★★★★★★★★★

その名の通り、自分たちよりもはるかに強大な相手へと挑むバトル曲。あるボス敵とのバトルでは主人公たちの物語が大きく動いた瞬間なので燃えた人もきっと多いはず!!

105Ending Theme(FF10) ★★★★★★★★★★

エンディングです。ここまで幾多のドラマを経て、主人公の物語が幕を閉じます。何度見ても涙が止まらない…………。
ヒロインから主人公へ「ありがとう」という台詞があるのですが、インターナショナル版の制作の際、普通に直訳で「THANK YOU.」では言葉の重みが軽いということで「I LOVE YOU.」に変わったというエピソードも印象深いですね。

106Pride And Glory(ギルティギアX) ★★★★★

一気に趣向変わって格ゲー曲など……。ギルティギアの老獪なキャラクターのテーマです。誇りと信念。ギルティギアシリーズは監督の石渡太輔さんの音楽へのこだわりもあり、初代から生演奏の音源を使うことに徹底しているそうです。石渡さんは大変多彩な人で、監督を務め、イラストレーション、作曲、シナリオ、さらには主人公役の声優まで(!)務めるというマルチぶり。まるでレオナルド・ダヴィンチ!! のちに「ちゃんとした主人公像を作らねばならない」と妥協を廃し、主人公・ソル=バッドガイ役には本職の声優である中田譲治さんがキャスティングされました……石渡さんにとっては黒歴史だそうですが、現在も評判は良いんですけどね??? 石渡さんボイスのソル。
話が逸れました。ギルティギアをきっかけに本格的なハードロック、ヘヴィメタルというジャンルに惹かれていきました。そういう意味ではギルティギアの音楽から受けた影響は大変大きいです。

107AWE OF SHE(ギルティギアX) ★★★★★★★★★

ボス曲。『彼女の敵地』という意味ですかね? 世界観的にギアという化け物のような存在として生を受け、それでも清純で優しい心を持ったヒロイン的なキャラクターのテーマ。曲調全体が重く、彼女の運命が重くのしかかっている感じが半端じゃあないです……。

108CROSS WISE(戦国BASARA)歌:T.M.REVOLUTION ★★★★★★★★★★

さらに趣向変わってアクション系。この時代になるともう2005年ごろ。ゲームに主題歌がつきものな時代になりました。
歌手として熟練者である西川貴教さん。新たに生まれたこの戦国BASARAという活気漲る作品を解剖し尽くし、徹底的に計算して歌作りをしたそうです。途方もない熱量の本作に相応しい、勢いと熱が突っ切っている名曲となりました。ムービーそのものも何から何までぶっ飛んでいて「このゲーム……ただものじゃあないぞ…………!!」と思わせてくれます!!

109メヌエット(ロマンシングサガ・ミンストレルソング)歌:山崎まさよし ★★★★★★★★★★

すみません、恥ずかしながらこのゲームまだクリアしてないんです……大体この辺から僕の積みゲーマーとしての悪路が始まりましたねw
オープニングムービーが「世界中のあちこちを旅している」「幾つもの人間ドラマがあった」というのが伝わる、とても良いオープニングです。一人の謎の詩人がギターを片手に弾き語りをしながら世界中を歩いていきます。山崎まさよしさんの歌は凄く素敵なんですが、難しいですね……まともに歌えた記憶がありません。名作・ロマサガのリメイク。いずれちゃんとプレイしたいです。

110熱情の律動(ロマンシングサガ・ミンストレルソング) ★★★★★★★★★

ほぼ未プレイという状態ですが、この曲はひと聴きで惚れました。ラテンのリズム、ラテンの音楽でしょうか? タイトル通り情熱的なものを感じる曲です。ここまで僕の好きなゲーム音楽記事を読んできた人はお気づきだと思いますが、僕はとにかくソウルフルで情熱がほとばしるのを感じるような曲に弱いんですよ……。

111Pursing My True Self(ペルソナ4) ★★★★★★★

これが初のメガテンシリーズ、初のペルソナシリーズでした! オープニングアニメーションからハイセンスでクール、洗練されたものを感じたので心を掴まれましたね。
当時僕は初めての自作小説で「中学生同士の心の交流を描いた、ジュブナイルが書きたいなー」と思っていたものの、リアルなイマドキの中高生のやりとりってどんな感じなのかわからず、ちょっと悩んでいました。「じゃあ参考にする意味でもこういうのはどーう?」と友人に勧められたのがペルソナ4でした。この作品はメインの登場人物は中学生よりももっと大人びた高校生たちなんですが、大いに参考になったうえ、スバラシイ良作RPGに出会えたと思いました。ありがとう、友よ。

112Backside of the TV(ペルソナ4)歌:平田志穂子 ★★★★★★★★

異世界のダンジョンに入る前のちょっとした拠点。ズンズン鳴ってるドラム音と平田志穂子さんの歌声が絶妙にマッチしてとても聴いていて心地いいです。ペルソナシリーズはビジュアルデザイン同様に音楽もハイセンスで垢抜けているのでとても良いのですが、英語の歌詞がほとんどの楽曲に公式であまり和訳が記載されていないのが少々残念ですね……その分翻訳の腕に自信のあるファンの人たちがそれぞれのサイトで和訳に挑戦しているのですが。

113Heaven(ペルソナ4)歌:平田志穂子 ★★★★★★★★★★

ストーリー終盤に差し掛かる辺りのダンジョン曲。同時に、主人公たちにとって愛すべきかけがえのない人物のテーマです。タイトル通りとても穏やかで安らぎを感じるような曲調ですが、人物のテーマも相まって切なさを端々から感じます。僕は持ってないのですが、バンドアレンジされたバージョンのこの曲がとても好きです。

114Naked Arms(戦国BASARA3)歌:T.M.REVOLUTION ★★★★★★★★★★

BASARAの主題歌と言えば西川貴教さん! そう決定づけた曲だと思います。3に入ってますますROCKな熱いサウンドはそのままに、物語や人物のバックボーンは掘り下げられ……それまでギャグが目立っていたシリーズに人間ドラマと『重み』がプラスされました。「のるか反るか この掌(て)のもとに」「華も嵐 天のみぞ知る」など作詞もケレンミたっぷりです。カブいてこそBASARA!!
ゲームにおいて活気をもたらすのは音楽、そして登場人物だと気付きます。そしてBASARAシリーズはこれまたキャラの魅力が濃いんですよ 物凄く……。

115Legend of Mana~Title Theme~(dramatica 下村陽子20周年記念ベストアルバム) ★★★★★★★★★★

ちょっと年代が前後しますが悪しからず。2005年頃発売した下村陽子さんのデビュー20周年記念ベストアルバム『dramatica』の1曲目に配された曲です。聖剣伝説LOMのタイトルテーマですね。
当時の僕はLIVEALIVEのアレンジ曲も入っている、程度しか興味を持っていませんでしたが、改めて聴きこむとオーケストラ音源の迫力とドラマ性の虜となりました。むしろ、何で買った当時にオーケストラの魅力に気付かなかったのか!!
聖剣伝説LOMも未プレイなのですが、この曲の冒頭は静かに物語るような緩やかなテンポで……途中から一気にドラマが展開した転調で「おおっ……凄い!!」と感動を覚えました。森の中から平原に駆け出して行ったような疾走感。まさに『ドラマティック』!!
奇しくも聖剣伝説LOMもリマスター版が近いうちに出るとのこと。思い切って限定版を予約して特典のサントラをGETしようか、目下検討中です! ツイッターとかでファンの人に推されたら……積みゲー覚悟で買っちゃうかも。『積み』を超えて『罪』なゲーマーの性。こんな人間に買われるゲームがかわいそうだ……シクシク泣。

116Tango Appossionata~その心のままに~(dramatica) ★★★★★★★★★

魅惑的なメロディとタンゴのリズム。冒頭から末尾まで、心の奥で旋律が心地よく踊り……やがて気付けば自分自身が踊りたくなるようなウキウキした気分にさせてくれる曲ですね。アコーディオンの音色が素敵です……。

117Manifold Irons(dramatica) ★★★★★★★★★★

フロントミッションの曲。未プレイの為どういう情況で流れる曲なのかはわからないのですが、戦場を疾走し、仁義なき戦いに身を投じているような壮大さと闘争心を感じる、ソウルが燃え上がるような曲です! オーケストラの強みが存分に出ている気がします。

118滅びし煌めきの都市(dramatica) ★★★★★★★★★

タイトル通り廃墟の都市の悠久の歴史と哀愁、郷愁を呼び起こすような物悲しい旋律ですね。ずっと聴いていると遠くの国の黄昏のような感傷へといざなわれます。

119Somnus(dramatica) ★★★★★★★★

ちょっと短い曲ですが、アルバムのラストの曲。元々FF13の為に書き下ろされた曲だとか? ちょっと詳しくないので何とも言えません。
ひたすらに感傷。黄昏時に日が落ちると共に、人の人生の一幕も緩やかに優しく落ちる……そんなイメージを感じます。寝る前とかに聴きたいですね。

120Dearly Beloved(memoria! 下村陽子25周年記念ベストアルバム) ★★★★★★★★★★

こちらもベストアルバムから。キングダムハーツの曲。『最も泣ける曲』と賛美する人も多いそうですね。アルバムの1曲目を飾るこの曲では下村陽子さん自ら、パートナーのピアニストの方と共にピアノデュオで演奏されてます。心に切実な想い、願いのようなものを訴えかけてくる、やはりいい曲ですね。

121廻る運命の輪(memoria!) ★★★★★★★★★

チェロがメインの哀歌……下村陽子さん本人も評されている通り、ある男の苦悩に満ちた人生を現した曲、という感じ。チェロの音色が急に枯れたり、逆に艶やかになったりする辺りが人生の様々な年代の記憶と想いが交錯している感じがしてとても良いです。やはり血の通った感じのする音楽はいいものですね。

122Elegie(memoria!) ★★★★★★★★★★

これもシンプルなタイトル通り哀歌。波がうねるようなピアノの旋律が、人生の悲しみが湧き上がっては沈み、また幾度も繰り返す……そんな印象を受けます。……こういう悲哀や苦悩が前面に出た音楽を素直に愛せるようになったのは僕が歳を取った証拠でしょうか。オトナに近付きてー!! 万年中二のコドモばかりなのはイヤダー!!

123OMNIS LACRIMA(memoria!) ★★★★★★★★★

壮大なフルオーケストラのコーラスをバックに始まるFF15の曲。FF15は未プレイですが、これもボス曲? とてつもない運命との闘いのようなイメージを感じますが……。これもオーケストラの迫力と曲のテンションに圧倒されました。

124The Maskd(memoria!) ★★★★★★★★★★

「これを収録したのはファンの皆さんにとって意外だったのではないでしょうか?」とは下村陽子さんご本人からのコメント。どんなゲームかも知らないので恐縮ですが、イメージは完全に映画のワンシーンで仮面舞踏会での人間ドラマ、な感じ。ヴェネツィアン・ラプソディー!! 締めの盛り上がりも小気味良いですね!!

125Count ZERO(戦国BASARA4)歌:T.M.REVOLUTION ★★★★★★★★★★

またBASARAに戻ってきました。温度差で風邪ひきそうですねw
これもキャラクターたちの様々な思惑や大志、そして活気が溢れている好きな曲です。 創!! 世!! 応!!
BASARAシリーズはこの辺までしか追ってないのですが、動画サイトなどを見直すと本当に面白くて魅力的な作品です。かれこれ6年もプロジェクトの新情報が無いのがちょっと気になったり。
これほどエネルギーに満ちてプレイヤーを湧きたたせる作品も珍しいので、有終の美を飾るまでは続いて欲しい!!

126HEAVY DAY(ギルティギアイグザードサイン)歌:Naoki Hashimoto ★★★★★★★★★★

ギルディギアにも戻ってきました。イグゼクスシリーズから長らく新作が出ない中、ブレイブルーの開発と並行して 満を持して登場!! といった感じの本作。主題歌ですがマッシヴなゴリゴリのROCKが素直にカッコイイ!! ギルティギアは新作もまもなく発売だそうなので、益々ゲーマーの話題の種となりそうですね。

127Six Black Heavens Guns(ギルティギアイグザードサイン)歌:Naoki Hashimoto ★★★★★★★★★

ボーカルCDのボーナストラックの歌です。本編では流れません。多分。『六つの黒き天の銃』……和訳歌詞にはそう書かれていますが、一体何のことなんでしょう????? これもマッシヴなROCKサウンドでアガります。

128Give me a break(ギルティギアイグザードシリーズ) ★★★★★★★★★

主人公ソルのテーマ。英語が苦手な僕はネットで調べました。『勘弁してくれ』という意味だそうですね。高い知性を持ちながらも熱く、大雑把でぶっきらぼう、でも豪快な彼のイメージにピッタリな迫力の一曲。イグザードに入る前に石渡さんはブレイブルーシリーズの楽曲も担当してきたので、より経験と知識を積み、センスを磨いてきた感じが曲のクオリティーにそのまま表れてます。

129Bao Babel Nose(ギルティギアイグザードシリーズ) ★★★★

紗夢のテーマ。中国人の彼女らしさを前面に出しつつ明るくアグレッシブに奏でる曲。イントロのいかつさが好きです。

130Jack-a-Dandy(ギルティギアイグザードシリーズ) ★★★★★★★★★

ダンディな漢独り。スレイヤーのテーマです。軽いジョークをカマしたようなイントロからの激しいギターとサックスの盛り上がりがカッコヨシ。こんな老紳士に憧れる!! 前シリーズから声優を務められてきた家弓家正さん。今もこの人の演技が恋しいです…………。

131Diva of Despair(ギルティギアイグザードシリーズ) ★★★★★★★★★★

ボス曲でもありラムレザルという少女のテーマ。本人のルックスも相まってか中東のようなテイストも感じます。『絶望(悲観)の歌姫』の曲名通りとてもヘヴィなものがあります。あらゆる意味で……。イグザードシリーズ最初の一作のボス曲なので特に力が入っているように感じます。

132Django django(ギルティギアイグザードシリーズ) ★★★★★★

ジャンゴジャンゴ。メニュー画面で流れます。西部劇のバーのような乾いた哀愁を感じる静かなギターがとてもいいです。これもくたびれた時に聴きたい感じ。

ギルディギアの曲を挙げたあたりで記事その3を終わろうと思います。リリースされた時系列が前後したうえに曲を幾つか当初より足してしまったのですが……読む人は楽しんでいただけるのでしょうか? 僕は楽しい。

というわけで次回で最後としたいと思います。今回はPS末期からPS3末期までと、かなり飛びましたね……それだけ古い作品が自分の中でウエイトが大きいということでしょうか。次回はPS4まででラスト。

長い記事になりましたがようやく終わりです。お付き合いくださっている皆様もありがとうございます!!

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