【税務】非課税所得って具体的にどうすればいいの?
先日、オリンピックの報奨金は非課税所得だということをお伝えいたしました。
以下です。
そしてちょうど、報奨金の話題がニュースになっていました。
以下の記事です。非課税だときちんと伝えていますね。
この非課税所得だとして、結局これはどうすればいいということなのでしょうか。
所得税の対象となる所得は10種類であると以前にお伝えしました。
これら10種類の所得はいずれのものであっても、お金が入ってくるという収入がまずあります。
そしてそこからかかった経費を控除して、所得というものを算出するわけです。
この収入としてカウントすれば、その収入の経費が何かを検討して控除し、そして所得となるのです。
所得となったら所得控除を差し引いて、課税所得を算出するのです。
そしてこの課税所得に税率をかけて税額を算出するという流れです。
このような流れですので、一度収入としてカウントすれば、計算過程を経て税額を算出されてしまいます。
非課税所得となったものも、この流れの収入としてカウントすれば、税額として算出されてしまいます。
なので、最初の収入としてカウントしないということになります。
所得隠しではないか?と思われる方もいるかもしれませんが、所得税の確定申告書では非課税所得の欄がありませんので、記載する場所はなく、かといって収入の欄に記載する収入としてカウントすれば税額が算出されてしまいますので、非課税とすることができなくなってしまいます。
結局、非課税所得は収入としてカウントしないということになります。
非課税所得となるもの以外の収入を合計して収入となる金額を計算するということですね。
これで非課税所得が課税されることはありません。
今回はここまでとします。読んでいただきありがとうございました。
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