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言語化してみる

今から5.6年前、Evernoteというnoteと同じようなサービスを使用していた父から自身が書いた記事?を見るよう言われたことがあった。
「本を読め」「新聞を読め」「お父さんの書いたEvernoteを見ろ」
そう言われて当時15歳の僕は素直に従ったかと言うと当然そんな訳は無く、本を読む暇があるならバドミントンをしたいと思い、新聞を読む暇があるならピアノを弾きたいと考えていた。ましてや自分の父の書いたウンチク、思想、経験談など、とてもじゃないが読んでいられない。

21歳を迎えた今、父がなぜ自らの考えを文字にし、子供に伝えようとしていたのかが何となく分かってきたような気がする(もっとも、父の思想や経験に納得している訳では無いし、そこだけは今後も絶対共感しないだろう)。

もうすぐ大学4年生ともなると、本格化するのが就活だ。人生観やこれまでの活動なんかを毎日のように、下手をすると1日に何回も面接や履歴書で企業に伝えている。僕自身、大学でやってきたことはある。おそらくそれは平均的な学生よりも質も量も上回っていると思う。
しかしその一つひとつを相手に知ってもらうために、上手く言葉にできているだろうか。企業の人事は僕と一緒にオープンキャンパススタッフとして活動してきた訳では無いし、面接官は僕がビジネスコンテストに出ていたことを履歴書と僕の言葉以外で知ることは出来ない。


人事との飲み会も一応就活だ



そこで大切なのが「言語化」だ。
日本人は察し合う文化だなんてよく言われるが、相手に察してもらう、考えてもらおうなどそもそも傲慢で、本当に相手に気持ちを伝えたいのなら相手の行動を待つより自分から伝えた方が早くて正確に決まっている。言語化するというのはただ自分の考えを伝えるだけでなく
「私はあなたに気持ちを届けたいのですよ」
と相手への興味を伝える意味ものあると思うので、それだけでも如何に言語化することが大切かが明らかだ。
僕はこの言語化においては、平均的な大学生かそれよりも少し下のレベルにあると思う。少なからずやってきたことほど自信を持って周りより優れているとは言えない。

なので僕はこのnoteを通して、自分の考えを文字に整理する力を養いたい。豊富な経験にこのスキルが身につけば、まさに鬼に金棒だ。僕は就活という大学生活のラスボスを倒すために、強くならなければならないのだ。

ダイエット中のラスボスは
バイト先の手前に見えるスタバ


ここまでつらつらと書いてきたが、就活という面で言えばまず結論から述べるのが基礎中の基礎なので、まだまだ修行が足りない。noteを見返した時に自身の成長が見れたら嬉しい。ぜひ見たい。

頑張れ、僕。

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