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毎日を噛み締める

2週間に1投稿というルーティンを無視して、約1ヶ月ぶりの投稿になってしまった。22回目の誕生日を迎えたかと思えば、あっという間にもう卒業まであと2週間である。

卒業を控えていても、やることは相も変わらずバイトにバイト。毎月軽く10万円くらい稼いでいるので4月以降誰がその代わりに働くのか素直に興味がある。バイトの引き継ぎは計画的に。。

バイト三昧と言えどもさすがに学生最後の長期休みなので、友人と大阪旅行をした。USJや通天閣、道頓堀など観光地にいくつか行ったが、西成や場所も覚えていないような商店街を歩くこともあった。
「どけぇっ!!」と大声で傘を振り回しながら歩くおじいさんは、あまりにも『大阪のおっちゃん』すぎて、拍手すらしたくなった。
ただ僕らにとっては初めて見る光景でも、その土地の住民にとっては当たり前の景色なのだろうし、そう考えると世界には色々なドラマがあるのだろうなと思う。

ディープな街、飛田(利用してません)


さて、冒頭からたびたび「卒業」の2文字が出てきているが、いよいよ大学から卒業式に関するお知らせや成績公開などがあり本当に卒業するのだなと感じてきた。
1年次からゼミがあり少人数で学生同士の関わりが強いとの謳い文句があったものの、コロナにより自己紹介は学内サイトの掲示板だった頃からはや4年。不思議と当時からあまり不安は感じていなかったのだが、改めてよくここまで大学生活を楽しめたと思う。勉強もそれなりに頑張り、就活も4年の4月で終わり、課外活動や後輩指導の場で関わった学生は500人以上だ。純粋に友達と呼べる関係の人でもおそらく300人くらいはいると思うので、本当に本当に幸せものである。童謡「一年生になったら」のように富士山の上でおにぎりを食べようとしたら貸切が必要なレベルだ。

さすがに300人でUSJには行けなさそう


後輩が先輩を送る「追いコン」も、3月は1番4年間で関わりの深かった団体のものが開催される。
共に社会人となる同期は卒業式で、ずっと見守ってきた後輩とはこの場で会えるのが最後だ。スケジュールの都合で来れなかったり留学に行っている人もいるので全員と会うことは叶わないが、誰一人として一緒に過ごした思い出がない人は居ないし、できることなら一人ひとりに感謝を伝えたいくらいだ。
構内ですれ違う度元気に挨拶してくれる瞬間が僕の大学生活で1番幸せな瞬間だった。
それが無くなる寂しさで入学した時とは打って変わって不安だらけだが、たまに会うから会った時の喜びが増える的な話を信じて、真面目に働き、全力で休む社会人生活を全うしていきたい。
社会の荒波に揉まれるまでの残り30日を、一日一日噛み締めながら過ごしていく。

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