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取り込まれて、新たな芽となる瞬間が嬉しい

講師業として学生と接したり研修等を行う際

教え込むことはできない(教えたからと言って、相手は同じように受け止めない)
こちらのパッションをぶつけるのがレッスンではない

常々、思います

学生も生徒さんも、研修を受講してくださる方も背景は多様で
私も、その時ベストだと思う内容や方法で進めるわけで
「これさえ、すればだいじょうぶ!」といった約束されたものはない

先日2年前に行った事業所内研修の担当者から
「今度自分たちで研修を行う際に、2年前の内容を取り入れたいのだけど、進め方について教えてほしい」と連絡が。

年に、1、2回ポツリポツリ連絡を取る間柄

とても嬉しかったです。

「講師として研修をお願いできますか」ではなく
「自分たちでやってみたいから、教えてほしい」という申し出が。
ジーン、ときました。

きっと、その職場の皆さん各々が研修内容を噛み砕き、エッセンスをとらえてくださったんだなぁ、そして、研修内容がきっと日々活かされていたのだなぁという思えたからです。

研修等はその場限りにもなり得ます。
その場で、ぱっと盛り上がって、でもしゅっと下火になる、みたいな。
その学びが、日々の生活で活かされたかは、私には把握できないことです。

でも
自ら行おうとする姿勢は、その研修を受けた方々のこころにちゃんとエッセンスの種を蒔いて、芽が出たんだなぁとおもうと

あー、こういう仕事ができてよかった
そう思う

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