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ただの日記、小学生の作文みたいな文章しか書けない




気づいたら、「思う」「思います」ばかり書いていない?


ただの日記風、小学生の作文みたいな文章は、
1記事に何度も「思う」や「思います」が出てきます。

意識せずに文章を書くと、
気付いたら「思う」「思います」ばっかり、なんてこともよくあります。


「語尾を言い切れ」という恐ろしいアドバイス



▲よくある文章の書き方アドバイスに、
「語尾は言い切れ」というのがあるのですが、

何でもかんでも言い切ると、誤解されたり、
クレームにつながったり、
(個人のブログであっても)場合によっては
薬機法や景品表示法等の
法律違反となることもあります。

言い切っていいことと、
言い切ってはいけないことを、しっかり分ける。

その上で、「思う」「思います」を書かずに何を書くか?
がポイントとなります。




🌟「思う」「思います」を書かずに、何を書くか。

1.「思う」を推量表現にする



(例)

片付けで運気が上がります。
(決めつけ、胡散臭い、何を根拠に?)


片付けをすると運気が上がると思います。
(自信なさげ、プロに見えない)



片付けで運気が上がるでしょう。

片付けで運気が上がるだろう。

片付けで運気が上がるのではないか。

2.「思う」を具体的に書く




● 心がどう動いたか
● 体の変化
● シーン描写や行動を書く

【あの人の言うことは、なんだか信用できないと思った。】

・あの人の言うことは信用できない。
そう感じた自分に驚いた。
(心の変化)

・あの人の言うことは信用できない。
胃がキリキリと痛み出した。
(体に起きた変化)

・あの人の言うことは信用できない。
スマホをソファに投げ捨てた。
(情景や行動の描写)

いかがでしょうか。


「共感される余地」があり、「書き手の個性が見える」文章とは




「思う」「思います」を書き換えるだけで、
情景がありありと思い浮かんで、
共感できるだけでなく、

「その人(書き手)の個性」や
「その人ならではの視点」や

「人となり」や「大事にしていること」まで見えてきます

単純に、「思います」を
「考えています」「感じました」という言葉に

書き換えよう!
みたいなことでは起こらない現象です。

「思います」では頼りないから、
語尾を言い切ればいいんだ!
みたいな単純な話ではないのです。

書くことは、自分の心を観察すること。
自分が何を大事にしているのか、
どんなことに心が動いて、どんな行動をするのか。

それはなぜか。

ひとつひとつ言葉にしていくことで、見えてきます。


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