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イメージが広がる言葉、イメージできない言葉。

お客様目線で。
読者に役立つことを書こう。
とよく言われる。

でも、いくら役立つ内容だとしても、
相手がイメージできる言葉になっていないと、伝わらない。


この人から買いたい、と思えるショップ店員さんは、



たとえば、
服を買いに行ったとして、

「着心地がいいですよ」
「アンゴラが入っているので、あったかいです」

と言われるよりも、

「朝晩冷えてきたので、
自転車でお迎えにいく時に、
サッと羽織れて便利です」

の方が、イメージが広がる。




朝早くや夕方に、子供を乗せて自転車に乗るときの自分の絵(や映像)が思い浮かぶのだ。

相手の頭の中に、絵や映像が浮かぶような言葉を使おう。


「可愛い女の子」が伝わらない理由




たとえば、「可愛い女の子」と言っても、
人によって思い浮かべる絵が異なる。

3歳ぐらいの幼児を思い浮かべる人、グラビアアイドルを想像する人、2次元のアニメキャラを思い浮かべる人。

どれも正解。人それぞれ違うことを思い浮かべる=伝わっていない。


概念だけを書いても、言葉は上滑りする





「幸せな人生」「自分らしく生きる」「自分の価値」みたいな

概念的な言葉も、イメージが浮かばず、そればっかり書いても伝わらない。
相手の中にイメージが浮かばない言葉は、上滑りするだけだ。

「たとえば」と、事例を入れたり、メタファー(比喩)を用いたりすると、相手の中にイメージが広がる。




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