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【言語化プチワーク】「わかっているけど、できない」「知ってるけど間違う」を言葉にしてみたら、売れるポイントが見つかる


毎週水曜日に、LINE公式アカウントで
「価値を言葉にする」プチワークをやっています。

私がお題を出して、皆さんが
それに回答。

月曜日に、回答の中から
いくつかをピックアップして
解説記事を書いています。

——先週のプチワーク ———⁣


人間は、
・わかていても、できない
・知っていても、間違う
もの。


✏️あなたのお客様が、
あなたの商品やサービスに出会う前に感じる、

・わかっていても、できない
・知っていても、間違う

を教えてください。

・あなたの商品やサービスの内容
・お客様たちの
「わかっていても、できない」
「知っていても、間違う」

という順番で教えてください。


※まだ、商品サービスがない人は、
「今からやりたいこと」でOK

その場合も、
どんな人を対象に
どんなことをしたいと思っているか、
書いておいてください。


😎お客様たちの、
「わかっていても、できないんだよー」
「知っているけど、間違っちゃう」
を解消・解決できることが伝わると、

あなたの商品の価値が伝わります。


✍️まだ出会う前のお客様を
想像して、いくつも
書き出してみてください。

⚠️⚠️
このワークは、
あくまでも「商品・サービスに出会う前のお客様」
の気持ちです。

「あなた自身のこと」ではないので、
お気をつけください。


「可愛いを解放するワンピース屋さん」の場合


では、実際にLINEに皆さんが送ってくださった
答えを見ていきましょう。

まずは、ワンピース屋さんをされている
Iさんの場合。

私の商品は

「可愛いを解放する
ワンピース」です。

女性は

人生において
様々なライフスタイルが
変化しやすいと感じています。

妻である私。
母である私。
起業家としての私。
PTAの私。
できる嫁の私。

いろんな役割を
コロコロ変えながら
生きていく中で

役割を生きていて
自分のことがわからなくなるのではないでしょうか。

何が好きだったか
何が着たいか
わからなくなる。

似合う色はどれ?
骨格にあってるのは
どれ?

カラー診断
骨格診断
いろんな情報に
右往左往して
正解を探そうとしてしまう。

お客様の
「わかっていても
できない。」は

着てみたいけど
好きなんだけど

・赤は絶対ムリ。
・花柄は着れない。
・この襟は着たら
ダメな形
・もう10年若かったら。
・ご近所の人に会えない
・子どもに笑われる

いつのまにか
自分でガチガチに決めつけて正解を自分に
言い聞かせたくなる。

着回しがきくから。
今年の流行はコレだから。
街でよく見かけるから。
めちゃくちゃ安くなってるから。

だから
買ってもいい。

買ってもいい許可は
出せるんだけど

自分が心から
キュンとしない服を
着るからたくさん
服があっても満たされない。着るものがない。
オシャレじゃないことに
劣等感や焦りが消えない。

そして
自分の好きを
大事にできるからこそ
他人や家族の
好きも大事にできる。

夫が釣りばかりする
とか
子どもがフィギュア
ばかり買い集めるとかに
イライラするのも
そこに繋がってないかなと
感じています。

好きなもんは
好きだよね。

好きは
しあわせにして
くれるよね。

まずは思いきり
自分の好きを
解放するきっかけに
なるような
ワンピースとの
出会いを提供したいです。

この文章のキモは、


着回しがきくから。
今年の流行はコレだから。
街でよく見かけるから。
めちゃくちゃ安くなってるから。

だから
買ってもいい。

買ってもいい許可は
出せるんだけど

自分が心から
キュンとしない服を
着るからたくさん
服があっても満たされない。

ここですね。

ここをもうちょっと端的に短くして、
伝えれば、
このワンピース屋さんの魅力が伝わると思います。


着回し、流行、ねだん、
カラーや骨格などの診断。

いろんな基準に振り回されて、
心からキュンとしない服を
着ていると、

服がいくらあっても満たされない。

好きなものは、好き
と胸張って生きたい。
だから私は、
自分の好きに素直になれるワンピース。

みたいな感じ?


起業家のビジネスサポートの場合


起業家や個人事業主の
ビジネスサポートをしている Tさんの場合。



「自分だけじゃできないのはわかっているのに、人になかなか任せられない」というのはまだまだ多くの人が抱えている課題ではないかと思います。

「ビジネスを拡大していくためには、一人だけでは限界がある」ということは、よく聞きますが、人に頼む(外注)までにいろんな障壁を乗り越えなくてはいけません。

例えば、
・外注すると自分よりもクオリティーが下がる可能性がある
・相手がちゃんとやってくれているか確認しなきゃいけなくて手間が増える
・自分の意図ややり方を教えなきゃいけないこともある
・お互いの相性がいいか不安
・報酬の支払義務が発生する(こともある)
・頼める相手が見つからない
・自分の仕事の中の何を頼めばいいかわからない
・内部事情が相手に知られてしまう不安

外注においては、このようないろんな不安や障壁が考えられます。

でも基本的には外注したほうが、自分の時間を使えるようになるし、利益も大きくなると思います。


ビジネスを大きくするということは、自分のサービスで問題解決できる人をたくさん増やしたり、一人当たりの貢献度合いを深めていくことだと思います。
一人だと熟練の技とか、必殺技をあみだす必要があるかもしれませんが、任せるべき人に任せるべきことを任せたほうが、案外スルッとうまくいくと私は信じています。


・外注すると自分よりもクオリティーが下がる可能性がある
・相手がちゃんとやってくれているか確認しなきゃいけなくて手間が増える
・自分の意図ややり方を教えなきゃいけないこともある
・お互いの相性がいいか不安
・報酬の支払義務が発生する(こともある)
・頼める相手が見つからない
・自分の仕事の中の何を頼めばいいかわからない
・内部事情が相手に知られてしまう不安

外注においては、このようないろんな不安や障壁が考えられます。

この部分の
一つ一つの「不安や障壁」が、
自分のサービスでは、どう解消できるのか

それが伝わると、
お客様への信頼に変わるはず。

ぜひ、「自分のサービスではこの不安に対して、こうしています」
を書いてみてください。



独立系ファイナンシャルプランナー の場合


ファイナンシャルプランナーのTさんのお答え。

【私の商品やサービスの内容】
私は、保険などを売らない独立系のファイナンシャルプランナーです。
ご家庭のお金の流れを整え、お金の不安がなく安心な毎日になるよう、サポートしています。

必要なお金はご家庭によって違います。実際の生活費、持っている資産、これからの予定、この3つを数字で把握し、家計を見える化します。そして、住宅購入、教育費、老後資金、起業・副業、といった大きなイベントのお金の準備をサポートします。イベントに必要なお金、足りるのかどうか、どこまでなら出せるのか、これからどんな対策をすればいいか、を診断し、解決策をご提案します。

【お客様たちの「分かっていてもできない」「知っていても間違う」】
・貯金をしなきゃ、と思ってはいるものの、生活費が余ったら貯金しようと思って結局収入を全部使ってしまって貯蓄できない。(貯金は計画的に先取りします。残ったお金で生活します。)
・とにかく節約!と食費を削って、長続きせずリバウンドしたり、家族から不評でいざこざが増えたりする。(食費を削るよりも先に見直すところがあります。)
・子供が高校、大学へ進学するときに「こんなにかかるんだ」「県立のはずが私立に進学した」となり、お金が足りなくなる(教育費は計画的に貯める必要がある)

お客様の「わかっていてもできない」「知っていても間違う」は、
まさにリアルですね。

これも、先ほどと同じく、

お客様の「良かれと思ってやってしまっている間違い」に対して、
自分のサービスでは、どのように解決していけるのか?
を言葉して

ホームページや、LPなどに載せていくと、
差別化にも
お客様への信頼にもつながるはずです。

ぜひ、「自分のサービスでは、このもんだいを、こうやって解消していきます」を言葉にしてみてください。



今回もたくさんの回答をありがとうございました。

ランダムに3名の方をピックアップしました。
取り上げていない方も全員目を通していますので、ご了承ください。


みなさんもぜひ、
お客様が「わかっていてもできない」「知っていても間違う」ポイントと、

それを自分の商品サービスでどうやって解決(または解消)していくか(←実はこっちが大事)

を言葉にしてみてください。



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次回もお楽しみに!!


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