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「価値観が合う人だけ、わかってくれたらいい」のか?


「価値観が合う人だけ、わかってくれたらいい」
って、よく聞く。
ソレって本当?


すべての人が自分の意見を「わかってくれる」わけではないけれど





もちろん、
すべての人に
自分の想いや考えを
わかってもらえることなど、ない。

ないけれど、
むしろ「価値観が違う」
「文化的背景が違う」人たちと、
わかりあえるかもしれない、
わかりあうことを諦めたくない、
と思って伝え続けること
こそが、
大事なんじゃないかなと思うのだ。


理解すると、共感するは、また別の話。


ここで考えたいのが、
「わかる」とは何か。

会話の中でよく使われる、
「あー、それわかる〜!」「その気持ち、わかるよ」
は「共感」だ。

でも、相手のことをわかる、
という文脈で使う「わかる」は、「理解」だ。

相手の言っていることや考えていることに、
「共感」できなくても、
「理解」しようとすることはできる。

共感しなくても、
言っていることの意味はわかる。
言っていることに、ある面では、納得できる。
それも「わかる」なのだ。



「価値観」は便利な言葉、だからこそ




「価値観」って、便利な言葉で
いろんなことを
ざっくりとぜんぶ
「価値観が違う」にしてしまうと、

本来ならそこに必要なかった
「線」で
人と人を分けてしまうんだろな
と思う。


「わかる人だけ、わかればいい」は、
相手をわかろうとする努力をしていないだけ。


価値観の違いを知るために、
ふだんからできる2つのこと。




1)アレ、ソレ、では
話が通じない
属性やタイプの違う人と会話する。


・たとえば、年齢が離れた人や、
自分とは違う経歴や職種の人と
話す機会を増やす

・いつもは行かないお店や
趣味の場に行ってみる

など

2)ひとつの出来事を
複数の視点から見る


・たとえば、1つのニュースを
「経済的には?」
「社会的には?」
「地域としては?」
「歴史的にはどういう意味があるだろう」
と複数の視点で見てみる。

・たとえば、
職場で起きた出来事を、
「個人としては」
「部署としては」
「企業としては」
と複数の視点で捉えてみる
など


なんでもざっくと、「価値観が違うから」で
雑に分類していると、チャンスを逃す。



いま、どういう意味で、
「価値観が違う」って言ったの?

自分に問いかけてみるのも、いい。
自分が何のことを「価値観」と呼んでいるのか、
言葉にできないと、
何も考えていないのと同じ。


「わかる人だけわかればいい」ではなく、もっと広く自分の価値を伝えていきたい人へ


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