見出し画像

他人の言葉にいつも振り回されて、疲れる人へ〜「がんばらない」ってどういう意味?



世の中には、
たくさんの「なんかよさそうな言葉」がある。

成功者の言葉、
偉人の言葉、
格言、ことわざ、
流行の考え方。

たとえば、最近流行っている
「がんばらなくていい」を
どう捉えるか?


言葉は「文脈」によって、意味が変わる





答えは、
「がんばる」を、
どういう意味で使っているかによる。

たとえば、
自分を押し殺して、
他人に合わせてばかりで、
身も心もズタズタになってしまった人や、

もう疲れて、
立ち上がれない
と思っている人に

かける言葉としての
「頑張らなくていい」は、

無理しないで、
いてくれるだけでいいよ、
何もしなくても、
あなたは尊いよ、

というような意味だろう。

他人の目ばかり気にして
肩肘張っている人に向けていう

「頑張らなくていいよ」
は、

「人の評価なんて気にするな」
みたいな意味だろう。


「あなたが言ったじゃないですかぁ」と数年後気付いても、




それを、
「がんばらなくていい」
という言葉だけを表面的に受け取って、

「なんもしなくても、いいんだ〜」
「いざという時も、力を出さなくていいんだ〜」
「頑張るとか、ダサいんだ〜」
「がんばるの、やーめた」

と思ってしまったら。
どうだろう。

ここぞというときに踏ん張ることが
できなくなったり、

せっかくのチャンスを
見逃してしまったり、

あとちょっとでうまくいくところで、
諦めてしまう癖がついたり、

するかもしれない。

「がんばる」というその言葉が
「どういう文脈で」
「どんな人に向かって」
「なんのために」
投げかけられたかを見ずに、

言葉だけを切り取って、
「自分の都合のいいように解釈して」
いるから、

なんだかずっと、
他人の言葉に振り回されてしまう。

マラソンを走って、
中間地点まで来て、
諦めそうになった瞬間に、
「頑張らなくていいよ〜!」
とは言わないのだ。


言葉に「自分なりの定義」をつけよう。



言葉には、文脈がある。

そして、言葉には、
たくさんの意味がある。

その言葉が、どんな文脈で、
どんな意味で使われているのか、
考える癖をつけてみよう。

そして、
自分が使う言葉に、
自分なりの定義をつけていこう。

それが、できると、
他人の言葉に
振り回され続ける毎日から、
脱却できる。



「自分の言葉で、
仕事も人生も
つくっていきたい人へ」

⭐️思いがうまく言葉にできない。
⭐️商品・サービスがうまく売り出せない。
⭐️これが自分の仕事だと胸を張って生きたい。
そんな方たちへ。

自分の中にすでにある価値を
言葉にして伝えていくことで、
自分だけの仕事を作りだす講座。

言葉で仕事をつくる塾
コトシゴ

第3期、あと1名
4月11日で締め切ります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?