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わたしが手縫い教室を開くまで②

きのうのつづき

手縫いの服づくりを教える、ということをはじめてしたのは2018年の夏ごろ。

わたしが着ている服を、縫ってみたいと

何人かのお友達が言ってくれて。


実は、このとき、いちばん悩んだのは教え方よりも、料金のことだった。

教えるなら、料金をいただいて、仕事にしたい、という気持ちと

自己流で、じぶんの服をつくっている、

それをひとに教えることに、いくらの値段をつけていいの?

お友達からお金を貰っていいの?という気持ちがぐるぐる…

いろいろ悩んだ末に、布は各自で用意して貰い、デザインの相談~布地の裁断~ひと通り縫い方のレクチャーを2時間位で3,000円、

または支払いをお金ではなく、〝得意なことをしてもらう〟=交換こする、ということに、一旦、落ち着いた。


話はそれるかも知れないけど…

今まで、フリーランスで、仕事をしたことはあった。

例えば20代のころは、Tシャツや布にプリントするグラフィックをつくったり

30代のころは、ウェブサイトやオンラインショップをつくったり。

クライアントからの要望に応えるのが仕事で、もちろん、お金をもらうことに抵抗なんて無い。

相手も企業だから、貰いやすいかったのかなと思う。

かといって

会社に勤めてないときに、とにかく生活費を稼ぐためにフリーランスをしていただけだから、その場しのぎなところもあって

たくさん稼ぎたいっていう、つよい気持ちも、自信もなかったんだと思う。

そんなわたしが、

2013年に、夫婦で田んぼの教室を始めて、いわゆる起業をしたわけなんだけど

そこらへんの脳内の変化はまた別の記事でも書いてみようと思う。


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