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小さなお店が大手事例を参考にしてはいけない理由

今まさに、これからオンラインショップに力を入れていこうとしているオーナーさん、どのように戦略を考えていますか?

本やセミナーでしょうか?それともWeb上の事例でしょうか?

どちらにしても、戦略を考える前には必ず「インプット」があります。
今回は、小さな規模のお店が参考にすべきコツをお伝えしていきます。

小さなお店は、大手企業の事例を鵜呑みにしてはいけない

Web上では、さまざまな企業の成功事例が語られています。
このマーケティング施策で集客がUPしたとか、今はこの広告が良くてROASが◯◯%だったとか。

誰もが知る超大手企業や有名店が、惜しげもなく自分達の施策を語ってくれている場面もめずらしくありません。

そうか、うちも試してみよう!と同じことをやろうとすると、
「あれ?なんか上手くいかないな。」
と困惑した経験はありませんか?

なぜ上手くいかないのかというと、規模や組織体制が大きく違うことを真似しているからです。

「成功事例を真似する」のはとても良い方法ですが落とし穴もあります。

真似をする時は、1-2歩先を進んでいる企業やお店の事例がもっとも役立ちます。
あなたが今まさに悩んでいることを、それらのお店はわりと最近クリアしてきたはずです。

規模が違う企業は、組織体制もできる業務範囲も大きく異なります。
あなたのお店が手動分析で半日かけて導き出した結果を、エンジニアが一瞬で出したりします。
広告予算の桁は違うし、マーケティングは専門部隊がいるorコンペで選んだ専門の代理店がガッツリ入てて右腕になってたりします。

表には出てこないこれらの土台があるからこそ行えた施策と結果です。
小規模の1-2名で回さなければいけないお店に真似はできません。

なので私は、小さなお店が大手企業のマーケ施策や広告を参考にするのはNGだと思っています。

大手企業の真似をしても良いことは?

全てが大手の真似をしてはダメというワケではありません。ぜひ参考にしてほしいことを3つお伝えします。

1.FAQコンテンツ

こちらのページにわかりやすくまとめられていますが、大きいサイトはFAQが非常にわかりやすく、シンプルな言葉で作られていることが多いです。

簡単な表現を考えるにも手が止まりがち、という方はどんどの他サイトを参考にしましょう。

2.カテゴリー分け

あなたのお店も見込み客がみていそうな大手企業が運営するオンラインショップがあれば、カテゴリー分けを見てみてください。

ギフトカテゴリーがあって見やすい、タイプ別カテゴリーがある、などあなたのお店の参考にできる点が見つかるかもしれません。

3.ラッピングやギフトカードの対応

ギフト需要があるお店は、ラッピングの種類、ギフトカードの有無、手提げの紙袋、オリジナルの刺繍や刻印、どういったサービスを行っているのかをチェックしてみてください。

ギフト需要を獲得できると、年間の売り上げは大きく上がります。

売れている企業やお店を真似する(モデリング)は、お店の成長になくてはならないものです。
ほぼ全てを真似、コピーコンテンツを作成は絶対にNGですが、上手くいっているのはなぜか?を分析し自分色に落とし込むと、立派なオリジナルになります。

ぜひ、真似をする際はあなたの1-2歩先をいくお店を参考にして、EC運営に磨きをかけてください。


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