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今週のEC界隈よもやま話(2020.9.6)

外食産業ではデリバリーやテイクアウトの新しい軸が増えた。毎日EC界隈のニュースをチェックしていると、業態変更や大手外食チェーンのEC新参入など飲食の話題が目立つ。


外食産業が生き残っていくには?

飲食店のデリバリーやテイクアウトは一次対応ではなくなった。デリバリーはもっと伸びていくだろうし、デリバリーに対応していないお店は選ばれなくなっていくだろう。クレッジットカード払いができないお店に再来はしないユーザーが多いように。

デリバリーの手数料が高いという声もきくが、出前ができる体制を整えるのに比べるとコストは低い。

ロイヤルグループのように、1つのキッチンで5つのお店の料理を作るスタイルは、もっともデリバリーに合っているだろうし、複数の店舗を運営している企業は当たり前になっていくのかもしれない。

店舗が生き残っていくには、デリバリーや出前では得られない体験を売っていくことがポイントになる。焼きたて、出来立てはもちろん、自宅ではできない体験はどんなものがあるか?を考えて、メニューに落とし込むことが必要。


全ての業種がデリバリーできるようになる

処方箋薬を最短30分でデリバリーするサービスが開始された。

バイク便よりも安価な、デリバリー専門業者がどんどん登場してくるはず。数年後には、佐川やヤマト運輸の競合がデリバリー業者になっている可能性は十分にある。

食事や薬以外にも、流通しているものすべてがデリバリー可能になる。

自動走行ロボットの開発も進んでいるので、3年後には流通事情はだいぶ変わっていそう。


消費のカタチも流通のカタチも大きく変わってきている。コロナをきっかけに、今まで食わず嫌いしていた流通チャネルへの抵抗がなくなった人も多い。消費者は、企業が思っている以上に新しいモノやコトを受け入れていくものだ。

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