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今週のEC界隈よもやま話(2020.9.13)

今週も物流インフラに関するニュースが多く見られました。

大手は物流やAIなど技術投入でどれだけ他社と差別化できるのかにしのぎを削っているのに対し、ショップは個性的なショップの誕生や、D2Cブランド立ち上げのリリースがとまらない。

大手の物流革命は続く

イオンがついに駐車場で注文商品を受け取れるドライブピックアップを開始。EC注文に比べ、より自分都合で動けるドライブピックアップは、イオンが成功すれば他スーパーはすぐに始めるだろう。注文をさばくスタッフのオペレションはもちろんのこと、近隣住民に迷惑がかからないように車の導線を整えるのは必須。わりと簡単にはじめられるサービスではあるが、スタッフが駐車場まで買い物袋を届けるだけ、という簡単ではない。

Amazon プライムの当日出荷で、ユーザーには翌日出荷では遅いと思われるようになった。当日到着が当たり前の世の中がすぐそこまできている。

ほとんどの会社は物流を自社でコントロールできないので、どこで強みや差別化をするのかが深刻に問われている。


横つながりを持てるショップは強い

個人的に今年一番感動したショップ、女装サブスクのUNI。趣味で女装する男子は増えているが、世の中的にはまだ理解の浅い分野でもある。が、趣味の追求とコニュニティ形成の流れが自然で、今にぴったりのサブスクだと思っている。

ファッションは「レディース」「メンズ」と分けられるが、女装のジャンルは「コスプレ」になるのだろうか?女装というジャンルが確率されそうだけど。

ちなみに、コロナでファッション業界全体が大打撃を受けているが、メンズとレディースを比べると、メンズの方が回復傾向にある。2019年と2020年の成長率を比較すると、まだレディー社2割ほどマイナスなのに対してメンズは回復している。女性のほうがコロナに対する警戒心が強いのか、または新しい生活様式への対応がスムーズにできており、違う分野に消費をするようになったのか。

今週はこの辺のニュースにも注目していく。

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