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不登校・ひきこもりの解決2(目が覚めた)

前回の記事に、♥をたくさんありがとうございました。

あくまで私の体験談(ひとりっ子の女の子、幼少期から友達に少し苦手意識を持つ繊細で真面目なタイプ、を育てたのみ)になります

続きです。前の記事の最後のところを貼り付けますね。(わりと斬り込んでいます 苦笑)

我が子のために良かれと思ってやっていることは、実は子供のためになると思いこんでいるだけの、親である自分自身の物差し(性格や体験)に合う最善の答えに過ぎないとは、気づいていないかもしれないと知ることから、全ての解決が始まり、

親の反省無くしては、その暗いトンネルから抜け出せる日は来ない‥ そんな風に思います。

そして、自分自身がまさに、自分の親の物差しで測られてきた経験者なんだと思います。

私は、実母からは、小学1年生のころには既に宗教的な強い束縛を受け、自由であることを否定され、人生の方向も決められ、死んでからを楽しみに生きろ。と言われながら育てられました。(ひどい)

当然ながら、私の好きなこと、目指したい方向、憧れや夢など、興味を持たれたことも、聞かれたこともありません。

真面目に母親の顔色を伺いながら育ち、ずっと服役でもしているかのように息を殺して大人になり、歪んだ気持ちの人間に仕上がっていきました。(頑張っていたのに)

まるで、電気の柵の中にいる犬が、外に出るのを諦めるようになる実験、に似ている気がします。もう、外へ出る気力も、望みすら湧いて来ない。自覚もない。

私がその強い呪縛に気づいたのは、結婚してもう10年以上経つ、子供も4歳くらいの頃だったかなと思います。母親は毒親だったんだと、わかりました。

言いなりにされ洗脳されていた、考え方まで同じのカプセル型親子

宗教的束縛は厄介で、そのカラクリは子供心にはわかりにくく、考え方からはみ出すと私が悪い(悪魔のように言われる)となり、
どこか自分がいけないかのような罪悪感もつきまといました。

親に甘えることも許されず、理解してあげて、自分に厳しく無理やり大人になっただけの、自己肯定感の低い残念な人、それが私でした(アダルトチルドレン)
もっと、普通に可愛がって愛して欲しかった。

なので私は、決して我が子には何も押し付けないぞ。そう思っていました。
言うことを聞かせようなどと思わないし、人生のレールを敷くようなマネはしたくもない。

勉強しなさいと言ったこともなく(成績は問題なく)、娘がやりたがった習い事(お絵描き)をさせるくらいで、極端に早寝早起きタイプの娘を朝起こしたことは、必要ないため一度もないし

何ら心配していませんでした。

口うるさい周囲のママさん達を見ていたら、私はそれは嫌だな〜したくないな、と思っていました。
だから、私は大丈夫と

そんな中、娘の突然の不登校に戸惑い、精神疾患を抱えて苦しむ様子を前に、何がそうさせるのか、どうすれば良いか当時はわかりませんでした。

とにかく毒親にだけはなりたくないと、何も無理強いなどしていないのに‥

私は、不登校どころかむしろ登校して社会と繋がっていられたわけなので、苦笑

不登校やひきこもりは、本人の気質(元々の性格)プラス、親自身が自分と同じ人間ででもあるかのように考えて理解していない感覚のズレを、子供自身が違和感として訴えている行動のように思います。

私は束縛しなかったように見えて、日常的に感覚の違う娘に、自分の思いを伝えていたのでしょう。

内向的で繊細な娘は、本来外向きな部分も多い私の性格と合わないところに疲れていたのかなと思います。気づかされ反省しました

夫は当時、鬱病で、休職または無職で、一日じゅう寝たり起きたり、
安定した環境を娘には与えることが出来ませんでした。
社会との関わり方への不安も大きくなったかもしれません。


そして、子供が、
親の考え方に合うように育たなくて当たり前なのには理由があるんだそうです。
それは、

子供は親と、子供自身が自分で見つけた、素敵だな良いな、と思う人(例えば先輩など)との

そのちょうど中間を取って生きていくから

だから、親の考える、こうだと良いはずと思う通りになんてならない
それが当たり前で健全なんだと思います。合わないのが当たり前

もしもピッタリと合ってしまっているとするなら、本当は気づいていないだけで親が支配したり洗脳とまではいかなくても、強い影響を与えすぎているのかもしれない

良い答えを出し過ぎる、先回りして失敗を回避する、子供が自分で考える機会も奪ってしまう大きなお世話をする
自分の失敗のようで、いたたまれない
そもそも別の人間なのに、失敗する自由を持っていることも忘れている

その結果、失敗を恐れて自分では決められない子供、親の意見を聞かずには前へ進めない大人が怒りを抱きながら社会からも隠れてしまう、そんな気がします。
今後、もっと増えそうですよね‥

子供は一度は親の価値観から離れてみること。自分の人生を生きるために。そう思います。

もちろん死ぬまで一生、親と同じ考え方のままの方もいますよね。

世間ではそれを、親思い、親孝行なお子さんですね、と褒める場面もありますよね。
本当にそうなのか、見えない呪縛はないのかと気になります。

素敵な親御さんももちろん大勢います。憧れてしまうような親御さん。
きっと、子供に夢を託すのでなく自分自身を生きている親御さんなんだと思います。

自分の好きなことをたくさんやって元気に生き、我が子がそれを勝手に吸収したがるのなら、良いですよね。

自分の夢を子どもの中で実現しようとしないで、

自己完結して機嫌よく生きましょう! 親! 笑
つづく

次回は、
こんなお婆さんになる(逆算して生きる2)を書きます


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