オットー・クレンペラー指揮の『第九』(ロンドン、1970年?)

ほとんど何もしていないように見えるオットー・クレンペラーさんの指揮なのに、オーケストラも歌い手も、なんとものびやかな演奏。リラックスの中でのアクティブな表現を、なんとベートーヴェンの『第九』でもこのように実現できるとは!

ここにはあるのは、実力、音楽性、技術、エネルギー、そして尊厳、理解、音楽そのもの、、、、見事な世界が広がっている。

この演奏も、本日の【朝カル】Zoom講座「『第九』のドイツ語を歌いやすく」で紹介した。

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