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相談者に寄り添い続ける。(キャリコン勉強会からの学び)

国家資格キャリアコンサルタント(キャリコン)のホルダーとして、第26回(試験日7月)受験生の勉強会に参加しました。
キャリコンは、「資格を取得したら終わり」ではなく、「資格を取ってからが始まり」とも言われており、ホルダーとして受験生の支援とともに、
学び続ける姿勢を大事にしていきたいと思っています。

受験生がキャリアコンサルタント役として、ロールプレーを行っていくのですが、オブザーバーとして観察していると、色々と気付きがあります。客観的に見ることで、気付きが多いのです。

キャリアコンサルタント役でロールプレーをうまくやろうと焦ると、相談者は悩みや不安があってカウンセリングを受けに来ていることを、ついつい忘れがちです。

キャリアコンサルタントの興味、関心で、相談者に次々と質問をしてしまうのです。そうすると、相談者の悩みや不安は解消されません。

カウンセリング終了後に、相談者がすっきりして帰ってもらうためには、
話したいことを話してもらい、自分のことを深く理解していくことが大事なのです。

そのためには、相談者が発した「言葉」をしっかりと拾い、
その意味を深く聞いていくことで、明確になっていきます。
キャリアコンサルタントは、そのきっかけとして、相談者に問い掛けし(質問ではなく)、キャッチボールのように会話を続けていくのです。

難しいのですが、相談者が発した「言葉」を伝え返していくだけでも、会話が繋がっていくのです。

ロールプレーで
・話が飛んでしまう
・話が先に進んでいく
・いきなり質問が変わった
と指摘を受ける場合は、一度、「伝え返し」だけでロールプレーをやってみるのもよいと思います。

相談者に最後まで寄り添い続ける」。
相談者から離れてしまってはいけないのです。

ホルダーとして、受験生と一緒に学ぶことは本当に勉強になります。
時間を作って、また勉強会に参加したいと思います。


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