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「もっと話を聞いてあげたかったのよ」と語る後輩想いの65歳の先輩

先輩:「国家資格キャリアコンサルタントを取得したのよ」。
私:「えっ?私も取りましたよ。あら、同じ試験日だったんですね」。

年賀状のやりとりから、人生の先輩と久しぶりに会食した時の会話です。
筆記試験が難しかったこと、論述試験、面接試験、、、と暗記から面接での緊張について、あれこれと・・・。

私:「どうして、キャリアコンサルタントを取ろうと思ったのですか」。
先輩「もっと、メンバーの話を聞いてあげたかったのよ・・・」。

■もっと話を聞いてあげたかった


先輩の話では、当時、メンバーと1on1を定期的に行っていたものの、自分自身が仕事でいっぱいいっぱいになってしまい、、、

「もっと話を聞いてあげたい。30分という時間の制約があるものではなく、しっかりと話を聞きたいと、いつもいつも思っていた。でも、当時の私は時間の余裕がなくて、時間で区切らざる得なかった。だからこそ、私がこれからできることとして、考えたどり着いたのがキャリアコンサルタントだったのよ」。

「みんな、キャリアのこと、会社のこと、仕事のこと、コミュニケーションのことで悩んでいる。話をしたいのよ。聞いてもらいたいのよ、きっと」。

先輩の話を聞いて、「素敵だなー」と心底思いましたし、聞くことで、捉え方や考え方が変わっていく支援を私も真剣に考えたいと。
聞くより、聴くなんでしょうね・・・。

そして、先輩からは、
「やらなかった後悔はしたくない」
「どんな苦しい経験でも、後のキャリアに絶対生きるからね」
と力強いメッセージをいただきました。

65歳の先輩から人生を学ぶ機会はとても貴重です。
人と人との出会い、対話を大事にして、これからも自分のキャリアを歩んでいきたいです。


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