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「今際の国のアリス」読んで、今日の生き方を考えた

※注意:ネタバレもやや含みます

惨たらしい「げぇむ」を繰り返すアリス達。
その場面を見るたび、何度も現実の競争社会とリンクする。

競争社会のなかで他人を蹴落としながらも出世を目指しながら、そんな社会に揉まれて電車でリタイアする他人に舌打ちをする。

読みながら、現実社会もサバイバルなんだなと冷や汗すらかいた。


何のために生きているのか?

アリスはウサギと生きるため、チシヤはまだ見ぬ自分を知るため、ニラギは嫌われる人生を貫くため

生きる意味は様々だが、今際の国において、それぞれ生きる意味を見つけた。

結局、今際の国は、死にかけの人たちの意識の世界=三途の川のような場所だった。
げぇむの勝ったものが生還し、負けたものは死者となった。
言い換えるならば、’’生きる意味を見つけたものは生還し、生きる意味を考えず放棄したものは死者となった’’

生きる意志の弱いものは死んでいく、そのふるいのような役割をげぇむが担っていた。
実際の?三途の川もそういう生きる意志があるかないかをふるいにかける場所なんだろうなと思う。

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年末にNETFLIXを一気見してからすぐ続きを漫画で深夜3時まで一気読みした。
コロナで死の危機を例年よりも身近に感じた今年に、自分が生きる方向性が掴める気がしたから。

●もっと生きていることに歓喜しよう
●生きて何かを全うすることに夢中になろう

●.自分でなくてもいいかもしれないが、自分がどうしてもやりたいことをしよう

漫画を読んだだけでパッとこんな生き方ができるようになるわけではないけど、自分が得たこの教訓はじんわり心身にしみ込んでいくはず。着実に変わっていこう。

あとは、
●この先は分からないからこそ大切な人をしっかり大切にする

2021年は、もっと生き生きした年にしたい。

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