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飲食店開業時の最大の懸念@リトアニア

これはヨーロッパ全域に言えることかもしれませんが、リトアニアで飲食店経営者や関係者が口を揃えておっしゃるのが「匂い」。

匂いに対する住民からのクレームが尋常じゃなく、それで営業停止に追い込まれた飲食店もあるとかないとか、、、。

日本の飲食店開業時には見たことがないんですが、こちらではベンチレーションの専門家に依頼して、排気の状況を測定してもらい、不足の場合は追加工事を提案してもらいます。全く「物理学」なので、窓を開ければいいんじゃない?という話ではなく、逆に窓を開けると吸気のパワーが落ちるケースも多いそう。

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クレームになるのは、店外に排気した匂いというよりも、店内に充満した匂いが壁のクラックを通じて他の部屋に流れ込むこと。このため、排気ダクトと煙突のクラック調査もお願いすることにしました。この見積もりを2週間以上待っております^^; 

そう、ここはリトアニア。

フランスでは、ダクトの直径は3種類の規定があり、調理品目にダクトの直径が合致していないと営業許可が降りないことがあるそうです。リトアニアにはそういう規制がないので、逆に、住民からのクレームに対して「ちゃんと規定通りやってる」という説明が出来ないですね。

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