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『人生は死ぬまでの暇つぶし』という主張はわりと合ってると思う。


わたしは昔、人生は修行の場なんだと誰かに教わった。
嫌なことや困難があっても、我慢したり立ち向かうことで魂が強くなるんだと。
〇〇しなければいけない、〇〇でなければならない、〇〇できないといけない、と常に何かに縛られて追われていて、それがわたしの中では通常運転だった。


わたしはここ1年近く、人生について考えていた。

ある時YouTubeを見ていて、某ひろゆき氏の「人生は死ぬまでの暇つぶし」という発言を聞いてハッとした。
彼の発言にはハッとさせられるものが多い。

人は何故生きるのか、そもそもどうやって人類ないし生命が誕生したのかを、わたしは考えるようになった。
人類の起源や歴史、宇宙について知りたくなり、ネットや初心者向けの専門書を読むなどして自分でも調べた。

わたしの中では今まで、歴史や宇宙なんてただのファンタジーの世界か、自分からは遠い世界のような気がしていた。

宇宙こそが現実だった。

わたしたちのいる地球なんて、何億年間もただぐるぐる回っているだけだ。
それを妨げる他の力がたまたま何億年間もなかったから慣性の法則で地球はひたすら回り続け、それによって生命も生き続けることができているのである。

偶然地球が回り続けているから、そして偶然地球に大気があって太陽の光を保持し続けることができるから、人類や他の生き物たちも生きることができ、歴史が続いているのである。

もちろんいろんな説があるので断定はできない。
いまだにこの世界はよく分からないことだらけなのである。

ただ、少なくともそんなよく分からない世界に、〇〇しなければいけない、〇〇でなければならないという決まりなんてないのだ。

人には知性があるから、平和な共同生活を維持する上で守った方が良いルール(法律)は存在する。(そのルールが本当に必要なものであるかはその時代に合わせて検討する必要があるが)

それさえ意識できていれば、自堕落な人生を歩もうが、やりたい事をやろうがなんでも良いのである。
偶然日本に生まれ、偶然親の元に生まれただけなので、嫌なら離れれば良いのである。

もちろんそんな大胆な行動はなかなかできるものではないのは知っている。
わたし自身、30年近く積み重ねてきた思考や経験はなかなかすぐに振り解けるものではない。

でも、マクロの視点で物事を考えることで、少しずつでも良いから見えない呪縛をひとつひとつ解いていけたら、今よりちょっと幸せになれるのではないだろうか。


Hiroko.ö

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