批判をしていないのに否定をされるのは悲しい〜「旅」VS「旅行」の構図が生まれるたびに思っていたこと
こんにちは。
元銀行員、現CtoCのカスタマーサクセスOLてんちゃん(@tenchan_plus)です!
私は学生の頃から海外旅行が大好きで、
バックパックの1ヶ月貧乏旅(空港とか夜行バスで宿泊費を減らすやつ)を中心に世界のお祭りを回っていました。
今まで行ったお祭り
・オクトーバーフェスト(ドイツ)
・ホーリー祭り(インド)
・トマティーナ(スペイン)
・コムローイ祭り(タイ )
・ソンクラン(タイ)
・マッドフェスティバル(韓国)
・マラディグラパレード(シドニー)
その他にも、母とパックツアーに行ったり、スリランカでアーユルベーダをしたり、モロッコ料理屋さんに頼んで全日車をチャーターしたり、いろんなスタイルで旅行を楽しんでいるかなと思います。
(画質が悪いけど、コロナ後にお祭りに行くならタイソンクランを超絶おすすめしたい)
なぜか生まれる「旅」VS「旅行」議論
バックパッカーのあなたは「旅行」と聞くと「みんなが同じように行動するつまらないもの」と思うかもしれません。
わたしもほぼバックパックで一人旅をしていたので「パックツアーは絶対行きたくない」「つまらない」と思っていました。
パックツアーに行く友達に向かって「パックより個人の方が楽しいじゃん!」なんて本当に自己中で余計なコトを言ったこともありました。
「旅」と「旅行」を分ける必要があるのだろうか?
その価値感が変わったのは、母とパックツアーに行ったことでした。
ヨーロッパ旅行から帰ってきた私が「チェコが一番よかった!」と連呼していたら、母親が自分もチェコに行きたい!と言い出しました。
「チェコなんて危ないから行ったら勘当する」と言っていたので、どうしたことかと思っていたけれど、そんな行きたいならと一緒に行くことにしました。全日行動が決まっているツアーで。
最初はツアーが嫌だったし、チェコの旅行を死ぬほど楽しみにしている母親に対して「ツアーなんて行きたくない!」と当日も言っていました。
そんな私に、母は「私は、ツアーでもなんでもチェコに行くのを楽しみにしているだからそんなこと言わないで」と言いました。今思えば本当に心無い言葉だったと思うし、10年前くらいだけど鮮明に覚えています。
本人が楽しいことが一番
チェコの旅行がどうだったかというと、個人的には自由時間がなくあまり楽しめなかった記憶があるのですが、母は本当に楽しそうでした。
5カ国10日間のツアーで、5冊ものガイドブックを買い、各国の挨拶を覚えて、スーツケースを買い、パスポートの更新をして、旅行が近づくのを本当に心待ちにしていました。
旅行先では、最初はスーパーで買い物もできなかったのに、いつのまにか拙い英語で会計ができるようになっていました。旅行が終わった後も「旅行が終わってしまうのが悲しい」と3ヶ月くらいスーツケースを出しっぱなしにしていました。(早く片付けろよと思っていた)
パックツアーはつまらない?
きっとバックパッカーのあなたは、パックツアーを「つまらない」と思うと思います。確かに海外経験豊富な人からしたら、新しい発見や人とのつながりよりも「ガイドブックに載っているものの確認作業」に感じてしまうかもしれません。
実際に、バックパックを背負って海外に行くと「パック旅行」批判で盛り上がる場面が何度もありました。私はそのたびになんとも言えないもやもやした気持ちを持っていました。
母のようにパックツアーに行く人は、バックパック旅行を批判していないのに、なんで旅のスタイルを否定されなきゃいけないんだろう。と思っていました。
楽しいかどうかなんて自分で決めればいいと思う
実際、海外旅行経験のない母と一緒に行くにあたって、添乗員さんがいる+宿、移動手段が決まっていることはありがたかったし、なにより母親は本当に嬉しそうでした。
20年以上海外に行っていなくて、久しぶりの海外。
その母親の旅はつまらないものなんかじゃなかったと思います。
私はこの経験から、バックパックもパックツアーもそれぞれの良さがあるから、そのメリデメを自分で確かめて自分で選択すればいいと思うし、人におすすめすればいいのかなと思いました。その中間もあると思うし。
きっとコロナが落ちつたら、またどこかで「旅」VS「旅行」議論が行われると思います。個人的には、「こういう選択肢もあるよ」って提案するのはすごくいいことだと思うけど、一方的バックパックの旅もパックツアーの旅も否定をしないでほしいなあと思いました。
次の海外旅行は、どんなスタイルでどの国に行きたいですか?
終わり!
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