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「変わらないでほしい。」は、誰のための言葉?

「ずっと今の〇〇らしくいてね?」
「変わらないでいてね?」

私だけだろうか、この言葉に息苦しさを感じちゃうのは。

もし今よりも少し変わっちゃったのなら
私への印象は変わるのかな?
私との関係が変わるのかな?

そんな不安に駆られる言葉。

きっと今の私を肯定してくれての意味だと思うし、そのことにはとっても嬉しさを感じる。

けれど、ずっと変わらないでほしいとの約束は、正直出来ない。

だって、まだ知らない自分の魅力をみつけたいし
考え方だってアップデートしていきたい。
ポジティブな変化を、私はできる限り諦めずに生きていたい。

去年の自分、昨日の自分よりも、成長していたい。

もし久々に会った友人が、変わっていたらどう感じる?
※ここでの「変わる・変化」は →「進化する・ポジティブな変化」という定義にします。

不安?寂しい?

少し前までの私は、少し寂しく感じていたかもしれない。

理由はきっと、自分の知っている友人が、居なくなってしまうんじゃないかという不安から。

でも今は、相手の変化に対しては、とてもリスペクトの想いで受け入れることができる。それは、自分も積極的に変わる選択をしているからかもしれない。更には、変わることの大変さや、厳しさ、むずかしさを知っているからだとも。

そして、相手が変わったとしても、私の中でのその子の価値は変わらないと思える自信があるから。

だから、相手が変わる選択をしていても

決して止めることはしないし、その子の理想が叶うことを、心から一緒に望んで応援していきたい。

もしも友人が変わったことで、自分との関係性にも変化があった場合は、その時は、これからの二人の関係についてを話してみるだろう。

友人が変わったことに、不安や寂しさを感じるとき、それは「過去の友人」だけを好きでいて「現在の友人」のことを、受け入れられていないのかもしれない。

人は変わっていくもの。
特定の一部だけを好きでいると、
それが失われた時に、簡単に気持ちは冷めたり揺らいでしまうと思う。

でも、その人の「存在」そのものを好きでいると
いくら相手が変わったって、きっと気持ちは変わらないのだと思う。

私は、誰かの一部だけを見るのではなく
その人の存在そのものを、大事だと、愛おしいと思える人でありたいな。

そして

「あなたが、変わっても変わらなくても、大事に思っているよ。」

そう伝えられる相手を、大事に大事にしていきたいな。

Hiroko


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