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『ギヴン8』感想

『ギヴン8』キヅナツキ 新書館 2022/10/5読了

柊編の最後……まではいっていないのか。最後まではいっていないけど、この巻でずいぶん動きましたね。
柊と玄純は前巻で大きく動いたのですが、真冬と立夏の方とgivenの行く末。
真冬と立夏は割とすんなりまとまったからか、まとまってからの方が大変なのかな。ふたりとも素直だけど、真冬の方は自分一人でいろいろ考え込んじゃって答えが出るまでそれを外に出さないし、立夏はすぱっと態度に出ちゃうし。
ただのこのふたりの場合、だからといって離れる選択肢ははなっからなさそうでその部分は安心できる。
どちらかというと春樹と秋彦の方が今後どうなんの?と思わなくもない。
くっつくまでに紆余曲折がありすぎたのでこちらはこちらで離れる要素はなさそうだけど、雨月戻ってきたし。雨月と秋彦がまたくっつくというのは100%ないと思うけど、春樹がどう思うかは別の話で、春樹がどんな行動に出るのかも別の話なので。
あと、春樹の過去の話が出てこなさすぎなのでそっちはそっちでなんかあるんかなとか。
まぁ春樹が好きなんでいろいろ考えちゃうだけなんですけど。

8巻は話はそれなりに動いてはいるんだけど、決定的な何かが来る前のお話なんですよね。だから感想が難しい。
次で柊たちのプロとしての初ライブが来て、そこで真冬が何らかの決断を下して、それからgivenの方のプロデビューなるかどうかという話が来るのかなと思うと先が待ち遠しいです。
最近は1年に1冊になっているので、早く次が出ないかなあと待ちわびています。

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