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『マイティ・ソー』感想

『ソー:ラブ&サンダー』を楽しみに楽しみに楽しみにしていて、じゃあせっかくだからちょっと復習でもするかな、と『マイティ・ソー』を見てみてびっくり。
私、これ見たことない。
アベンジャーズだのなんだのでいろんなヒーローが出てくるからすっかり知っているつもりでいましたが、こんなふうに単体では見たことないのたくさんあるな、これは。マーベルあるある(であってほしい)。

そんなわけで『マイティ・ソー』です。
もう10年も前の作品なので、ストーリーについては割愛。
見ていて思ったこと気になったことについて書いていこうと思います。

私は普段あんまりヴィランに惹かれる方ではないのですが、アベンジャーズについてはロキが好き。なんか憎めないんですよね。ムカつくんですけど憎めない。
そしてその対極にあるようなソーも好きです。陽と陰が並び立ってるのがたぶんもともと好きなんだな。
そして私がここ数年、脳筋キャラが好きなのは、ソーを好きになってから。
アベンジャーズでソーを見てから好みの幅が広がったので、ある意味ソーは特別なキャラクターです。

そうして改めて『マイティ・ソー』を見て思ったのは、ソーは本当に大好きなんだけど、近くにいたらきっとムカつく(笑)。
少なくとも『マイティ・ソー』の特に最初の方のソーはあまりお近づきになりたくないタイプ。
自信過剰で己の正義に疑問を持たず顔をあげて真っ直ぐ突き進み、しかも、自分が間違っていると気づいたら素直にそれを認めて正すタイプって、そうできない人間からしたら気になって仕方ないのにムカついてしょうがないと思うんですよね。ロキはきっとそうなんだと思う。
ずっと一緒に育ってきて、良いところも悪いところも知りすぎるほど知っていて、近しい存在だからこそソーを好ましく思う気持ちと疎ましく思う気持ちとが綯い交ぜになって、結果ああいうことになったんじゃないかな。
と、考えはするのですがあの神様兄弟はそんな簡単なことじゃないって言うんだろうな。
なにしろ1000年ものの拗らせた感情ですからね。
だがそこがいい。このまま宇宙規模の兄弟げんかを見せてほしいですね。

子供の頃のソーとロキも可愛かった。すごいなぁと思ったのは、よくもまぁこの子たちが育ったらきっとああなるよな、というように思える子役をちゃんと二人見つけてきたなと。

そして見ていてとても気になったのは、クリス・ヘムズワースってこんなに下まつ毛ばっさばさだった?とずっと思ってた。
アベンジャーズを見ていたときにはそんなことは気にならなかったので、若い頃のクリヘムがそうなのか、そういうメイクをしていたのかはわかりませんが、要所要所でアップになるたびにそんなことを考えていて本当に申し訳ない。
でも下まつ毛ばっさばさだったなぁ。

あとはやはり浅野忠信さん。
出てきた瞬間、「は?」と声をあげて画面を見なおし、いやいやそんな馬鹿な、いやいやでもでも、と何度も何度も考えて、スタッフロールで確認して「本当にそうだったんだ!」とびっくりでした。
映画を観る前にはほとんどなんにも調べないですし、この映画が公開された頃は今よりもさらに調べなかったし、誰がどんな作品に出るというような情報にも疎いので、本当にびっくりした。
レディ・シフとウォーリアーズスリーはもっと見たかったなぁ。

スタッフロールでびっくりしたのは、監督がケネス・ブラナーということもそうでした。
私は先に俳優としてのケネス・ブラナーを知ったので、監督側としては新鮮でした。

と、つらつらととりとめなく『マイティ・ソー』を見て思ったことを並べてみました。
結局ここで時間切れで、このあと割とすぐに『ソー:ラブ&サンダー』を観たんですが、『ダークワールド』と『バトルロイヤル』もなるべく早くに観たいと思います。

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